借りた本は読まずに返す

 小学校の時に図書室にでも入り浸っていれば、こちらのカクヨムでも「頑張ったで賞」なんてのがもらえたかもしれませんね。本好きの子なら夢のスペースなんでしょうけど、物語の類は一切と言えるほど読まなかった私には、ただの本の倉庫のようなもの。それでも何か読まないことには感想文だって書けやしない。


 必殺の飛ばし読みなのかは不明ながら、初めての時はさすがに横着はしなかったでしょうから全部読んだと思います。ただ図書室で借りた本で読み終えた記憶はあまりないんですよね。文字が大きくてページ数が少ない児童文学書は覚えているんですが。もう低学年が読むような本です。あとは何だったのか…。


 6年間の間に一冊しか借りてないとすれば、それはそれで鮮明に覚えてるはずでしょうから、恐らく何冊かは借りたんでしょうね。きっと世間体かもしれない。当時のバカな少年が世間体を気にしたかは疑問ですが、一応、借りてますみたいな雰囲気を出しておきたかったのか、強制的に借りさせられたのか。


 とは言え、分厚い本や有名な話だと、万が一にもそれを借りた人と遭遇して話しかけられたりしたら大変なことになるので、なるべく借り手の少ないような本を選んだはず。ただ、児童文学書あたりでも何日も掛かるくらいですから、借りた本はほとんどチラ見程度で返却してた覚えも。それとも読んだけどもう忘れているのか。だとしたらそれはボケです。


 この頃は作文も読書感想文も全くダメだったので、読書がそれらに役立つ云々の話どころか、根気の無いやつには読書は辛いって話です。

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