原稿用紙五枚で沢山の物語を書いておられるちびゴリさんには、手慣れたものなのかも知れませんが、この作品は五枚を要せずに、情景や心情や最後の落としどころまでもが、しっかりと書かれてあります。
ぜい肉だらけの駄文しか書けない私にとって、これこそが短くてもキラリと輝き、胸にグサリと刺さる、正しくお手本!!と呼べる作品です。
なのに「お見事!脱帽!素晴らしい!」 などと陳腐な言葉でしか感想を伝えられないのが、もどかしくて仕方ありません。
ならば、どれどれ・・とご自身で読んでみて、この作品に相応しい感想を、未読の方に伝えてほしいと思う次第であります。