クラブの会報を書き結婚式のパンフの依頼

 無線のクラブなんてのが以前は穿いて捨てるほどありまして、私も沸いて出たかのクラブに所属したことがあります。和気あいあいで会費もなし。顔見知りが数人集まった程度のものです。ある時、その会報を持ち回りでやらないかと言われ、その順番が私に回ってきました。


 以前、仲間内に配ったゼロヨン新聞で似たようなことも書いていたし、漫画を描いた経験もあるので、会報には記事と漫画を書きました。ページ数は少ないですけどね。後に面白かったと言われて嬉しかった記憶があります。その後も他に所属していたグループの会報をやはり漫画を添えて書いたことがあります。


 これは昔からの友達のグループ。ある時そのうちの一人が結婚するからと私にパンフの依頼をしてきたのです。御ふざけの会報と違って戸惑いましたが、せっかく話を戴いたのだからと頑張りました。当然、PCはおろかワープロも持ってないのでオール手書きです。よく言えば味があるってことなんでしょうけどね。さすがに字を書くときは神経を使いました。来賓者全員に配られるわけですから。


 神経を使ったのはその程度で、馴れ初めや経歴などは情報が事前にあるので、あとはレイアウトくらいです。その数年後にやはり同じグループの人に依頼を受けて作りましたが、過去の反省もあるのか、二作目はちょっと進化した気がします。


 小説などでも同じなんでしょうね。数年も経過すれば書き方も多少なりとも進化する。今、見返せばお恥ずかしい限りの出来栄えですが、過去のお遊びにも似た経験も時には少しばかり役に立つものです。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る