概要
私を助けに来たのは王子様じゃありませんでした
幼い頃魔女にさらわれた姫はローズというらしい
ローズ姫は王子様の助けをずっとずっと待っていたんだって
だけど捕らえられている塔の最上階にたどりつける王子はいなくて……
「お前を助けに来た! 開けろ!!」
「あなた、兵士たちを倒したの?」
「いいや」
「竜の首にかかっている鍵を勇敢に奪ってここへ?」
「知らねーよ、そんなもん」
「それじゃダメよ。お話が違うから」
青年に背を向けた瞬間、派手にガラスが割れる音が部屋中に響いた。
「なんてことするの!?」
「うるせぇ! てめぇに聞き分けがねぇからだ!」
姫を助けたのは王子様じゃなかったんだって
ローズ姫は王子様の助けをずっとずっと待っていたんだって
だけど捕らえられている塔の最上階にたどりつける王子はいなくて……
「お前を助けに来た! 開けろ!!」
「あなた、兵士たちを倒したの?」
「いいや」
「竜の首にかかっている鍵を勇敢に奪ってここへ?」
「知らねーよ、そんなもん」
「それじゃダメよ。お話が違うから」
青年に背を向けた瞬間、派手にガラスが割れる音が部屋中に響いた。
「なんてことするの!?」
「うるせぇ! てめぇに聞き分けがねぇからだ!」
姫を助けたのは王子様じゃなかったんだって
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