概要
もふもふと共に、強くたくましく生きる。
幼い頃、神獣ヴァレンの加護を期待され、ロザリアは王家に買い取られて王子の婚約者となった。しかし、侍女を取り上げられ、将来の王妃だからと都合よく仕事を押し付けられ、一方で、公爵令嬢があたかも王子の婚約者であるかのように振る舞う。そんな風に冷遇されながらも、ロザリアはヴァレンと共にたくましく生き続けてきた。
そんな中、王子がロザリアに「君との婚約では神獣の加護を感じたことがない。公爵令嬢が加護を持つと判明したし、彼女と結婚する」と婚約破棄をつきつける。
家も職も金も失ったロザリアは、偶然出会った帝国皇子ラウレンツに雇われることになる。元皇妃の暴政で荒廃した帝国を立て直そうとする彼の契約妃となったロザリアは、ヴァレンの力と自身の知恵と経験を駆使し、帝国を豊かに復興させていき、帝国とラウレンツの心に希望を灯す存在となっていく。
そんな中、王子がロザリアに「君との婚約では神獣の加護を感じたことがない。公爵令嬢が加護を持つと判明したし、彼女と結婚する」と婚約破棄をつきつける。
家も職も金も失ったロザリアは、偶然出会った帝国皇子ラウレンツに雇われることになる。元皇妃の暴政で荒廃した帝国を立て直そうとする彼の契約妃となったロザリアは、ヴァレンの力と自身の知恵と経験を駆使し、帝国を豊かに復興させていき、帝国とラウレンツの心に希望を灯す存在となっていく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!この契約妃、恋に疎いにもほどがある! 賢い妃とシゴデキ皇子の帝国再建譚
仕事のできるロザリアは、王子の婚約者。けれど、王子は美しい公爵令嬢に夢中で、ついには婚約破棄されてしまう……。
という、導入ではじまる本作品は、ロザリアが隣国の皇子の契約妃として雇われるストーリーに展開していきます。
シゴデキ契約妃のロザリアは、仕事ができすぎるからか、それとも彼女の生い立ちがそうさせるのか。恋愛の機微がまっったくといっていいほどわからない女性です。
一方、彼女を雇った皇子ラウレンツも、相当の仕事人間です。
複雑な事情から恋愛事を遠ざけていたラウレンツもまた、恋愛に疎く、自分の感情になかなか気づきません。
ロザリアもラウレンツも、どちらも恋愛に疎い……。この2人、どう…続きを読む