余り物には天使様という福がある。

あらすじ
高校一年生を無事終えた雨宮透夜（あめみやとうや）。二年生になったある日席替えをすることになるが、その日は体調不良で休んでしまう。余り物となってしまった透夜、席の位置がわからずウロウロしていると女子高生に話しかけられる。
「おはよう、新しく隣になった天野香織（あまのかおり）です。よろしくね」
余り物となった透夜に待ち受けていたのは天野香織、通称天使様と呼ばれている噂の人だった。

主な登場人物
雨宮透夜（あめみやとうや）
なるようになればいいと思っているくらい無関心。人の考えに乗っかかりがちで自分には何も出来ないと思っているが、これを変えたいと自分の考えを持つためにひとり暮らししている。表面は優しくある程度に学力がある人だが本当は優柔不断で感情を表に出せない。

天野香織（あまのかお…続きを読む