毒舌少女のために帰宅部辞めました

作者 水埜 アテルイ

1,051

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★★★ Excellent!!!

正直に言うと、登場人物、彼らの性格、性別、関係性、主人公とヒロインの出会い方、主人公の脳内などあらゆるところが、あの『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』と酷似している。
だから、さわりを読んで切ってしまった人も沢山いると思う。

でも、一度似ている点には目を瞑って、是非最後まで読んでほしい。
きっと最後は読んでよかったと思う良い作品だから。

★★★ Excellent!!!


 圧倒的に深く創り込まれたストーリー性を感じました。恋愛というジャンルを軸とした、『心』と『記憶』の物語。
 語彙力の無さが今この時に酷く恥ずかしく思いました。この作品は、きっと読む人の心にも響くと思います。

 主人公の、最初から最後まで崩れない性格・・・・・それだけで無く、全ての登場する人物の確立されたユニーク性は素晴らしいと思います。浴に言う≪キャラ崩壊≫を起こすことも無く、一定性を保った中にある〝独自性〟。
 所謂ユニーク性とも言うそれがしっかりと成されています。

 各キャラに設定されたユニークな性格が違和感なく自然に書かれていて、思わず本当にありそうでクスリと笑みが零れてしまいます。
 
 何といっても、主人公のジョークが面白いです。途切れることなく次から次へと出てくるその言葉の数々に、「ああ、やっぱりこうじゃなきゃ」と≪思わされます≫。
 つまり、≪ジョークが途切れる場面が在る≫、ということ。だからこそその場面に私達読者は惹かれて、魅せられてしまうのです。

 彼女の【心】は序盤、中盤、終盤の三つにかけて大きく動いていきます。その移り変わりや、時たまに現れる【片方】の存在が物語の軸となっていることが分かります。


―――『彼女は1人であり、3人である』。


 ラストの部分でその意味が分かるでしょう。そして、序盤から読まないと分からない【彼】の存在意義が分かってきます。
 
 全ての場面に措いて読者を魅了し、そして心に語り掛けてくる物語は、中毒性を以って私を襲いました。
 まるで魔法のように私の心を引き留めて、彼女は優しく笑った気がします。彼のジョークと一緒に紡がれる彼女の【心】。

 貴方も、この物語に導かれる結論を見てみませんか?

★★★ Excellent!!!

完結後しばらく経っていますが、急に愛が溢れてきたのでレビューに換えます。
まず、アリナがかわいい。毒舌薔薇が徐々に彗にほだされていく過程は、すごくワクワクして最高の時間を過ごせました。
クライマックスでトマトに浸食されたときは、不覚にも涙が出ました。
高揚と感動を得られる秀逸なラブコメディです。

ちなみに成長した後のアリナが私は一番好きです。どのようになるかは、ぜひ読んで確かめてください。

★★★ Excellent!!!

なろうの方でも感想を書かせてもらいましたがこちらでも。小説家になろうで初めて読んだのがこの小説で感動を覚えました。他の小説も読んでたりしますがこれを超えているものは今の所見つかっていません!彗のジョークや周りの人たちとのトークで笑ったり、最後のあたりは自然と涙が流れたり...本当に良かったです!

あと書籍化おめでとうございます!書籍化されたら買いたいと思います!

★★★ Excellent!!!

容赦なく人の心をえぐる毒舌少女の相手をする帰宅部員の少年。

水と油といっても良い関係の中、やがて彼はあまりにも衝撃的な彼女の真実を知ることとなる。

さらに追い討ちをかけるかのように、彼自身にも悲劇が襲いかかる。

果たして、彼らの運命は⁉︎

これほど涙を流せたライトノベルは初めてです。


2018/07/12
書籍化おめでとうございます!

★★★ Excellent!!!

ちょうど一区切りということで,拙筆ながら書かせていただきます.

作品全体としては,始まりと終わりとで大分雰囲気が変わっているが,ちゃんと最初から読んでいくと,ある意味”自然”な形で2人は寄り添って行っている.近づきたいのに近づけない,そういう思春期ならでは(?)のむずがゆさがたまらない.

詳細は省くが,2人が近づけるようになるまでは相当な時間がかかった.ある意味”最悪”と言えるような出会いから,お互いへの好意を自覚し,そしてそれを伝え合うまで,果てしない苦労を2人は背負う.
読むんだったら,やっぱり最初からがいい.1話1話順番に読んでこそ,この小説の”味”がわかる.そういう意味では,時間の流れ方が工夫されていると思う.

個人的に気に入っているのが,ラブコメにありがちなお約束的色気展開がほとんどない(ゼロではないが,他のものと比べるとかなり少ない,と思う),にも関わらず,ストーリーそのものできちんと読者を引き込んでくれること.そして,2人のキャラクターが,関わりの中で変わっていくものの,アリナと彗とでそれぞれしっかりとした”軸”が通されていて,ぶれない部分はぶれない(そしてそのぶれない部分が2人の強烈な個性––毒舌と冗談である).これこそがこの物語の”コメディ”部分を彩っていて,読んでいてとても面白かった.正直,この手のものでは,一番!

ついに書籍化されるということで,ある意味「やっとか」という気持ちです(クオリティは書籍化されているものよりも高いと思っていたので).とても楽しみです.

素晴らしいものを読ませていただきました.ありがとうございます。

★★★ Excellent!!!

キャラクター、ギャグセンス、時間の進め方、背景による人物描写、レベルの高い作品でした。
これで終わるとなると寂しいですね。
この物足りなさもまた寂寥感を生み出す味。なのでしょう。
主人公のイチャイチャしないようでしている感じがめちゃくちゃ好きでした。あえて水を差して続きのホームドラマ待ってますと言います。ごちそうさまでした。

★★★ Excellent!!!

最初は敬愛(?)する先生からの頼みで引き受けた毒舌少女の更生プロジェクト。しかし彼女のことを知り、徐々にその核心に近づき、ある秘密、そしてその理由を知ることなり――

彼女の、彼に対する評価が間接的に明かされた瞬間、思わず涙腺が緩みました。

二人(いや――)の幸せを願わずにはいられない、人の心に――クオリアに迫る、一癖も二癖もある登場人物たちが彩る、今最も読んでほしいラブコメディー。