ユートの力 前世からの継承



(感じろ!

感じろ!!

やつの攻撃の気配を!

やつの魔力の流れを!

感じろ!

感じろ!!

俺は死ぬほど危険なのか!いや違う!













やつにしか死の気配はない)





ふぅーさて行くか




ユートはゆっくりとウルスの前まで歩いた



「グゥグゥ……グゥワァァァ!」



気持ちは怯えていないが身体が怯えている


ウルスは無理やり身体強化をかけ、さらに両爪に火魔法をかけ無理やり身体を動かし、ユートに襲いかかる




ユートは一瞬だけ身体強化をかけ、風魔法を剣に纏わせた



















勝負は一瞬









キィィーーン!!






バキッ!







「グゴァ…」









「やっぱり鉄の剣は持たなかったか…

新しい武器探さないとな」


ウルスの後ろを歩くユート



「神崎流刀術:絶一刀」



(まぁ刀じゃないから力のゴリ押しで切ったけどギリギリだったな)



ウルスの首を一振りで切り落とした



ウルスの体がゆっくりと倒れウルスは絶命した




(やっぱり…同時に使う+眼を使うから身体の負荷がヤバい………魔力も体力も空っぽだ……)



そう言うとユートの体から血が噴き出した










ピコンッ


ユートの特殊スキル

生命の危険があった為

脳眼⇒◼眼に変わりました

スキルが停止します



(あっ…これ不味いかも…第二の人生もう終わりか………)



ユートは体に力が入らないのか木を背にし倒れた


























てってれてーてってれてーてててててー!!


やっほー!ユートくんの心のオアシス!


アヴェルくんだよ〜♪

ユートくんに渡すの忘れてたのがあったから

神力使っちゃった!てへっ☆


我降臨☆爆誕!!




あれ?



ユートくん寝てるの?



えっ!身体がボロボロ……



やばいやばいー!一応神だし、この世界にノータッチ!だから回復魔法も使えないよ〜どうしよう?





あっ!忘れ物を使えばいいじゃん!

ええっと…てってれ〜

体力ポーションと魔力ポーション!



今あるの全部使っちゃえ!



ユートの身体の傷がゆっくり治った


う〜ん、とりあえずちょっと寝てれば起きそうかな?


後は襲われないように魔晶石を置いてっと。

よし!これでオッケー!


でもユートくんがこんなにボロボロになるような魔物はいないハズだけど……


う〜んう〜ん……んっ?


あれ?なんでウルスがここにいるの?

ここの管理神はウルスいるなんて言ってなかったけど……













あぁ〜なる。アイツの怠慢か


最近いないと思ってたら放置プレイしてたと。

帰ったら……ムフフ


とりあえず森の消火は……仕方ないから今回はボクがやるか〜



パタパタッ


パタパタッ


パタパタパタパ


よし!オッケー!


後はユートくんにお詫びの手紙とお詫びの品を置いてっと



アヴェルが光に包まれていく



ごめんね。ユートくん


このお詫びはキミがお祈りにきた時にするよ。精神的に


光が消えるとアヴェルの姿は消えていた













その数十分後ユートはゆっくりと目を覚ました


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