人物・用語設定
――人物――
ステラ・ウティレシア
淡い金の髪の橙の瞳の少女。貴族で、ウティレシア領の領主の娘。
貴族であるのに魔法が使えない。
自分の価値を高め、身を守るという目的の元、「とりあえず勇者くらい強くなる」ことを目指していた。
ツェルト・ライダー(ツェルト・シルベール)
鳶色の髪に紫の瞳、人質にされていたステラを助けることで知り合う。
極度のかまってちゃんでウザイ人物。そしていたずら好き。
成長してもその性格はおおよそ変わらないが、先輩の指導の元、立ち回りのよさを見につける。
ヨシュア・ウティレシア
淡い金の髪に金の瞳、ステラの二つ下の弟。
穏やかで優しい性格。
乙女ゲーム『勇者に恋する乙女』では、ヒロインと結ばれる可能性のある人物。
魔法は使えるが、何かの役に立つレベルではない。
レット
屋敷に雇われた壮年の男性。ステラの剣の指南役。
アンヌ
屋敷の使用人で、花の世話が得意。
ニオ・ウレム
茶髪のショートカットで青い瞳、溌剌とした性格の人物。
ステラの友人。思ったことは隠さず発言。
リート・グルスタン「偽名」 (リート・シルベール)「本名」
ステラ達の先輩。黒髪黒目の女性。
男まさりの言動で、やや乱暴なところがある。
対魔騎士団の学生だが、一年のクラスや二年のクラスにいて、時には三年のクラスにもいたりする。
フェイス・アローラ
ストーカー。ステラに名前を覚えられてなかった。自意識過剰が極まった男。
レイダス
黒紫の長髪に赤い目の男。見た目は夜盗。雰囲気は野獣。
強い人間にしか興味がない。
乱暴な性格だが『勇者に恋する乙女』ではヒロインと結ばれる可能性のある人物……だが、とてもそうには見えない。
アリア・クーエルエルン
桃色に赤い瞳。乙女ゲーム『勇者に恋する乙女』のヒロイン。
天然が入ってる。平民の出だが、貴族しか使えない魔法が使える。種類は治癒。
クレウス・フレイブサンド
赤髪に青の瞳、『勇者に恋する乙女』のヒロインと結ばれる可能性のある人物の一人。
面倒見が良く成績優秀。一応平民。
グレイアン
元王様。暴政を敷き国民を苦しめた。
――用語――
「勇者に恋する乙女」
ステラが前世でプレイしていた乙女ゲーム。
ステラはそれと似たような世界に転生した。
対魔騎士団学校
この世界にはびこる魔物を討伐するための騎士を養成する学校。
騎士になったら所属は王宮の兵士となる。
貴族
遥か昔、この国を救ったとされる英雄の末裔。その血をひいたものが貴族。
異能の力を自在に行使できる血筋を守るため、貴族の婚姻には制約が多い。
血脈は管理されている。
領主
イコール貴族でもある。
領地を管理し、領民を守る義務がある。
精霊
おそらく人々の善なる意思の集合体。ようするによく分かっていない。
魔物
おそらく人々の悪なる意思の集合体。ようするにこれもよく分かっていない。
大精霊
時空を超えて力を行使できる存在。勇者と契約して力を貸している。
勇者の剣
剣が光ったら勇者。その名が示す通りすごい力を行使できる。
呪術
禁止された力。
多くの代償がいる代わりに、威力は強力。
魔法陣を描くなどの準備が必要で、発動してしまえば通常は解除するのは不可能。
威圧
ステラの特技、偉そうに上から目線で言うと相手を怯ませることができる。
なぜそんなことができるのかは分かっていない。
魔物にも効く。
ソル・ラシア大陸
世界地図の西側にある大陸。
ソル・ミレニムア国
ソル・ラシア大陸の中央にある国。
ウティレシア領
ステラの父親が治める領地。領内にはトワダ村、アルティスの町がある。
イースト領
ラシャガル・イーストが治める領地。
シュスナ平原
勇者が倒れ、勇者の剣が放置されていた場所。
近くに魔物の巣ができていた。
国政にかかわる者で、政治家。十人いる。
王宮で行われる祭事を取り仕切る役目の人間。
魔力を使って遠くと連絡を取る事ができる。
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