概要
が、玄徳は送別会の幹事とか、そういうことをするキャラではないし、人を集めるだけの人望もない。そこで彼は、アラサー女子でバイト歴十年の子房亮子を送別会の軍師に迎えいれるのだが……。
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- ★★★ Excellent!!!バイトで……「軍師」⁉ 読み始めたら止まらない名幹事への道!
寿退社するお世話になった社員・南雲さんのために、送迎会の幹事をすることになってしまった松山玄徳。
アドバイスをもらい、手伝いを頼むことになったのは、軍師であるバイトの子房さん……って軍師⁉
もう、ここでがっつり心を鷲掴みにされてしまいます。
舞台は百貨店内の大型書店……つまりは現代なのに、軍師って⁉ しかもバイト軍師って⁉
インパクトがありすぎます。
果たして、玄徳くんは、シボーさんの知恵を借りて、無事に送迎会を開催できるのか⁉
……というのが前半で、後半、玄徳くんは別の送迎会を企画するのですが……。
これがもう、面白すぎ&どきどきハラハラしっぱなしです!
玄徳くんの企みは、そして…続きを読む - ★★★ Excellent!!!戦う!? 宴会幹事と名軍師!!
バイト先の書店でお世話になった南雲さんが寿退職することに。
主人公の玄徳君は成り行きで送別会の幹事をやる羽目になったのですが、頼りになる「軍師」シボーさんを紹介されることになります。
三顧の礼で迎え入れ……ることはできなかったけれど、なんとか送別会の軍師を引き受けてくれたシボーさん。
古代中国の兵法書にある名言を用いながら、大人数での宴会を取りまとめる方法を玄徳君に教えていきます。
つい先日、まさに似たような規模の酒宴の幹事をやった私としては、共感したり「もっと早く知りたかった!」と思うことが多々ありました(笑)
参加する人は割と気楽にドタキャンしたり、遅れるって言いだしたりしますけど、幹…続きを読む - ★★★ Excellent!!!軍師立つ! 送別会ミッション完遂のために
主人公の玄徳が、お世話になった社員の送別会幹事を引き受けたところから物語が動き出すのですが……。
とにかく、面白いのです(笑)
送別会開催にあたり、テキストとするのが『孫子』。兵法です。
送別会を無事に実施するにあたり、迎え入れるのが幹事仲間でなはく、『軍師』。
なんじゃこりゃ、とおもうなかれ。
それがまた、ピッタリあてはまるのだから不思議なモノです。
読み進めると兵法が学べ、実生活にそれが生きる。
面白いし、お得ですね。
私自身が気に入っているのは、『第三部 軍師送別の秋』。
軍師シボーさんの送別会を、彼女に内緒で企画、実施するのですが……。
何時バレるか、破綻するんじゃないか、気づか…続きを読む