バイト軍師シボーさん

作者 雲江斬太

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★★★ Excellent!!!

 うっ! やられました…… 最後に「あんな伏兵」を潜ませているなんて……
 みなさん、気を付けてください…… 私からの遺言だと思って……
 うかつに読み始めると、やめられなくなります……
 面白いから。きゃっほ~♬
 物語は、気弱な感じのする男の子が、バイト先で送別会の幹事をすることを通して、少しづつ人の輪を広げ、成長するお話です。
 タイトルになっている「シボ―さん」は、主人公を導いていくアラサー女子なのです。兵法に通じているのですよ~
 悪の軍師て感じなのに、シボ―さん、可愛らしいのです~♬
 もう、たまりません~ 結婚して~(※法律上、無理なのです。残念です……)
 兵法を使ってですね、バイトの女の子の秘密を暴いたり、送別会の困難を乗り越えさせたり。
 そんなシボ―さんと接して、主人公は成長して、最後は……
 うっ! 胸が打たれました…… キュンキュンします~ はあ~ん、素敵……
 もう一度読む時間が欲しいよ~ え~ん(泣)

★★★ Excellent!!!

玄徳青年は、ある日寿退社をする南雲さんのために送別会をすることになった。幹事たるもののノウハウも人望もない玄徳青年が頼ったのが、彼の勤める太公堂書店池袋店で軍帥と呼ばれる子房 亮子、通称シボーさんだった。

シボーさんは兵法の知識を駆使して玄徳青年を立派な幹事へと伸し上げていく。昔の戦のための兵法が面白いくらいに現在のケースに当てはめられていく様は圧巻。気持ちいいくらいにシボーさんの考えた通りに状況が動いていくのは見事と言うしかない。

玄徳青年に最終試験とばかりに突きつけられたのはシボーさんを騙し討ち……、じゃなくてシボーさんの送別会を開催すること。送別会を拒むシボーさんをどうやって送別会に引っ張り込むか。

空気読まない系の個性的な書店員さん達に振り回されながらも、玄徳青年はシボーさんに教わったことをもとに思考錯誤しながら策を練っていく。果たしてうまくいくのか?うまくいく予感が全くしないのはなぜなのか(笑)ハラハラドキドキの展開に最後まで目が離せません!

『孫子』とかの兵法書って難しいんじゃないかなぁって思ってました。でも、本作では実際のケースに当てはめながら名軍帥シボーさんが分かりやすく解説をしてくれるから素直に面白いなって思えました。

★★★ Excellent!!!

バイト先の書店でお世話になった南雲さんが寿退職することに。
主人公の玄徳君は成り行きで送別会の幹事をやる羽目になったのですが、頼りになる「軍師」シボーさんを紹介されることになります。
三顧の礼で迎え入れ……ることはできなかったけれど、なんとか送別会の軍師を引き受けてくれたシボーさん。
古代中国の兵法書にある名言を用いながら、大人数での宴会を取りまとめる方法を玄徳君に教えていきます。

つい先日、まさに似たような規模の酒宴の幹事をやった私としては、共感したり「もっと早く知りたかった!」と思うことが多々ありました(笑)
参加する人は割と気楽にドタキャンしたり、遅れるって言いだしたりしますけど、幹事からすると結構大変なんですよね……(遠い目)

さてさて、南雲さんの送別会が成功したかどうかは本文で確かめていただくとして、玄徳君、今度はとあるサプライズ宴会も取り仕切ることになりまして……。
主賓に知られずに宴会を開くことができるのか!? シボーさんの教えを受け継いだ玄徳君が東奔西走して頑張ります!
ハプニング続出のエピソードは作者様のほぼ実話ということですが、ドタバタの様子はまさにコメディ。多彩なキャラクターが様々な問題を次々に起こしてくれます(笑)

宴会の幹事だけでなく、様々な計画事に応用が利きそうな兵法の教え。
名軍師シボーさんの台詞を心に留めておこうと思います。

★★★ Excellent!!!

主人公の玄徳が、お世話になった社員の送別会幹事を引き受けたところから物語が動き出すのですが……。

とにかく、面白いのです(笑)
送別会開催にあたり、テキストとするのが『孫子』。兵法です。
送別会を無事に実施するにあたり、迎え入れるのが幹事仲間でなはく、『軍師』。
なんじゃこりゃ、とおもうなかれ。
それがまた、ピッタリあてはまるのだから不思議なモノです。
読み進めると兵法が学べ、実生活にそれが生きる。
面白いし、お得ですね。

私自身が気に入っているのは、『第三部 軍師送別の秋』。
軍師シボーさんの送別会を、彼女に内緒で企画、実施するのですが……。
何時バレるか、破綻するんじゃないか、気づかれるんじゃないか、とずっとハラハラしっぱなしでした。

……結果、軍師の送別会が無事開催されたかどうかですか?
それはご自身で読んで、ご確認を。