一帆

黒い手帳を探す主人公。
探す理由は何なのか。
見つけた手帳に何が書かれてあったのか。


謎が分かった時、あなたは何を思うでしょうか。

手帳を拾った。それなのに……。

がんばれ。
高校生活はきっと明るい。

七回目の会合は、ごく普通の居酒屋さん。 七年前に、七回目のデートで振られた別れた元カノの連絡。 七にまつわる七幸君の残念な出来事。 七つの幸せという名前なのにね。 最後のオチは予…続きを読む

変わりたい。自信を持ちたい。 友達はジムに通って変わった。 じゃあ、自分もジムに通えば、変われる？ そう思った主人公がジムのチラシを読むためにはいった喫茶店。 でも、自分は運動が…続きを読む

弥生さんのまわりは、相変わらず騒がしい。
長月くんや睦月くんがあーだこーだと言っている中、
我が道をいく弥生さんはすごい。
さて、これから、どうなるか、とても楽しみです。

記憶喪失の時に、生まれた人格。ワタシ。
記憶喪失になる前の自分のために、記憶を取り戻そうと必死になるけど……。
切ない、けれど、じんわりと心が温かくなる物語です。ぜひ。

奈良に行ったことがある人は、蒼翠琥珀さんの紡ぐ不思議な言葉にうんうんと頷き、奈良に行ったことがない人は、きっと奈良を旅したくなる。 不思議な不思議な奈良見物。さあ、あなたも体験して…続きを読む

神様のお嫁様になった女の子の物語。
短編ですが、女の子の気持ちが手に取るように伝わってきます。
読み終えた後に、よかったなぁと思える、そんな物語です。

彼はあの子が好きで、でもあの子は別の子が好きで、
学校の中は、もつれにもつれあった恋愛の糸だらけ。

最後に作者様のしかけに驚いて、もう一度読みたくなること、間違いなし！

始まりは、カナダ。スケールの大きな物語に一気に吸い込まれていきます。 情景描写も素晴らしいし、バトルシーンも手に汗をにぎってしまい、読み応え抜群！ さらに、まわりのキャラもみん…続きを読む

読んでいて、手に汗をかくようなバトルシーンも多いのですが、この作品の根底にあるのは、愛です。それは、ヒロインの両親である「ウルフ」と「マリア」、ヒロインと玲君、それから、二人の子ど…続きを読む

晴れにするか、曇りにするか、はたまた雨にするか。 それは、お天気をつかさどる三人の神様のお仕事。お仕事がうまくいかないのか、晴れの神ティアーは今日も泣いているのだとか。 この作品を…続きを読む

元料理人の僕が出会ったのは、おなかをすかせて、傷ついたワケありっぽい彼女。 僕が作る料理をオイシイオイシイとって、もりもりと食べてくれる。 どんどん、ふたりの距離が縮まっていくので…続きを読む

大嫌いな犬に吠えられて足が竦んでしまっている主人公を助けた少年。
これは、恋に落ちないわけはない！
でも、誰にも言えないわけがあったんです。

赤いきつね国と緑のたぬき国。 戦闘は激化し、最終決戦兵器の使用へと……。 この最終兵器、威力はすごいんですが、ネーミングにクスリと笑ってしまいました。どう面白かったって？　それは読…続きを読む

おなかをすかせたカラス天狗の子ー平九郎を拾ったセキカワさん。 美味しい料理を食べさせたところ、なつかれてしまい…………。 毎回のように出てくる料理の美味しそうなこと！　思わず、読…続きを読む

金曜日の夜　秘密を抱えた男女が食卓を囲む。 ある出来事から「食べる」ことができなくなった元料理人の烈が作り出す料理はどれもこれもとてもおいしそう。そして、それを食べる紅子もまた謎を…続きを読む

ある出来事から、呑んだくれて荒れた生活をおくっている関川さんが、可愛らしいネコ耳の少女ータマを拾います。 関川さんの作る料理はとても丁寧に作られていて、とても美味しそうなんです。そ…続きを読む

舞台は奈良。奈良と言っても異都奈良。 そこは不思議な不思議な世界。現実というにはあまりにも不確か。不確かだけど現実。美味しい料理と素敵な言葉があなたを魅了するはず。 一歩足を踏み…続きを読む

金髪ヤンキーの達月くんが拾ったのはハムスターのハム。 このハム、ただのハムスターではなかった。あざとい態度で、達月君の作るとてもとても美味しい料理をどんどん平らげていく。 二人のや…続きを読む

戦火の中を生きているだろう少年が、出会ったのは、別世界の美味しい料理。
それは生きる糧になり、未来への希望となる。

少年の言葉に涙し、そして少年の決断に心打たれました。

元料理人の関川くんは、おなかをすかした見習い天使ー色音ちゃんと出会います。 天使の仕事って、「人々を幸せにすること」だそうです。一生懸命、頑張る色音ちゃんを応援したくなりました。 …続きを読む

今日食べた料理は、１０年前、５０年前、１００年前はどんな料理だったんだろう。それを作った人は、それを食べた人はどんな人だったんだろう。 その答えの一つがここにあります。 読めば…続きを読む

作者さんのワインエッセイは、オーストラリア、フランスとあちこちのワイナリーが舞台で、作者さんの行動力には、毎回驚かされるばかりです。 今回の舞台は、イタリア。イタリア人の好きなもの…続きを読む

日本酒と金平糖。
綺麗な情景と物語はまるで極上の日本酒のような味わいで、鼻の奥がツンとしてしまいました。

人の色が見える甲斐くん、人間だけを動かせる折賀くん、この二人が困難に立ち向かいながら成長していきます。 バトルシーンには手に汗を握りますが、ユーモアたっぷりな展開に笑いました。シリ…続きを読む

神崎さんは優等生。問題児の成瀬君のことが気になる。
確かに、物語の流れは、ラブストーリーの予感。
神崎さんの言動の裏に隠された思いを考えながら読み進めていくことをおすすめします。

筆者様のワインに対する探究心には頭が下がります。 フランス編に続き、今回はオーストラリア編。 人との出会い、おいしいワイン。そして、それに似合う食べ物。 筆者様のワインに対する…続きを読む

「好きだ！」と告白するのは勇気がいる。それなのに、ネガティブ思考の相手には伝わらない。「好き」という言葉が、なんで、そんな風に曲がってしまうんだあ？？　　 勘違い、すれ違い、………続きを読む

神社に住んでいる赤いきつねさんと緑のたぬきさんのやりとりに、眉がさがりっぱなしでした。
可愛いすぎる！！

とても幸せな気持ちになりました。

妖怪絵図を描く師匠とあたしの関係が、すごくよかったです。
「赤い秘密」が気になる方はぜひ、一読してください。

「赤いきつね」をめぐる母と娘の攻防は、二人の仲の良さが伝わってきます。 母の口から語られる恋バナ。「赤いきつね」の湯気の向こうに見える想い出。 それだけでもキュンとなるのに、それな…続きを読む

　幼い兄と妹が特別な日に食べる特別な食べ物は「赤いきつね」だった。二人が「赤いきつね」を食べる描写はぐっとくるものがあります。さらに、後半部分には、そうだったのかぁとぐぐっとさせら…続きを読む

新しい大学生活。人見知りな主人公は一人でお昼を食べる。そんな彼女に訪れる小さなきっかけ。読んだ後に頑張る気持ちをもらえる物語でした。

お婆ちゃんと二人暮らしの岳くん。お婆ちゃんの相手は大変だけど、ひねくれず、前向きに向き合う彼に、幸せって考え方次第だと思わせられました。 「赤いきつね」「緑のたぬき」がとてもおいし…続きを読む

どれだけ頑張ってもうまくいかなくって、心が折れそうになってしまう時、
そっと寄り添ってくれるのは母の愛情。

大切なことを思い出させてくれるお話でした。

「落合川と南沢湧水群」。その湧水群の一地区を管理している神社の巫女様、神藤彩乃様が案内してくださる不思議な旅。ぜひとも体験したいです。どこへ行けばいいのでしょう……？　と思わせてく…続きを読む

お盆を過ぎても帰らない曾祖父（幽霊）に小説のダメ出しをされるフミヨシくん。 このおじいちゃん、すごく味が合って、お茶目で、優しくて素敵な方なんです。 笑って、悩んで、フミヨシくんが…続きを読む

生涯を共にする相棒「マガリコ」がいて、性別を大きくなってから選択する世界 と現代の日本。この二つの世界をつなぐのは泉と鏡。 二つの世界の子どもたちが出会い、困難を乗り越えていきま…続きを読む

温泉は身も心も開放してくれて、リラックスできる素敵な場所。 その温泉に来られる人はそれぞれ。 いろんなお客がいるものだなぁと感心してばかり。 従業員さんたちは、大変なんだなぁと感心…続きを読む

美しい森の中、美しい歌声。
樹々も動物も主人公さえも魅了してしまう……。

幻想的な森の中で、少年は何をしたのか。これは読まずにはいられません！

戸惑う主人公にハラハラし モフモフにニマニマし バトルにドキドキし 美味しい料理におなかはペコペコ この作品は前半は企画のお題、後半はその回答というスタイルで書かれています。…続きを読む

ぎゅっと抱きしめてくれるし、背中を押してくれる。
自分のままでいいんだと自己肯定をしてくれる。
そんな言葉がたくさん紡がれている詩集です。
私はこの詩集でいつも元気をもらいます。

「ねぇ、関川君、ここでハッキリさせて。あたしと仕事、どっちが大事なのよ？」 と彼女に迫られて、フタヒロは仕事を選んだ。それが、この物語の始まり。謎が謎を呼び、硬派でスリリングな展開…続きを読む

関川二尋さまの自主企画 https://kakuyomu.jp/works/16816452219618132890 企画主様から出された前半部分（二択問題）にこたえていくというも…続きを読む

一話完結の、素敵な短編が選び放題です。
どれもこれも、読み終わってほっこりすること間違いなし。
ぜひ、読んでみてください。

関川二尋さまの自主企画 https://kakuyomu.jp/works/16816452219618132890 企画主様から出された前半部分（二択問題）にこたえていくという…続きを読む

「私と仕事、どっちとるの？」から始まる恋の二択問題。
主人公の関川くんは、どうやって局面を乗り切るのか？

とても素敵な恋物語です。おすすめです。

ワタリガラスの無二が朝餉を作る。ほわっと白い湯気が見えてきて、その美味しそうなことと言ったら！　思わずお腹がぎゅーっとなります。 無二が住む世界は、ここではない遠い遠い銀河のむこう…続きを読む

物語は読む人がいて初めて輝くものです。ならば、書き手である私達は何に気をつけなくてはいけないか。それに気づかせてくれるエッセイでした。 具体的な例をあげて説明してくれているので、と…続きを読む