先の見えない今、どこか、両目をふさがれている感覚があります。どこへもゆけない閉塞感。明日の知れぬ不安感。そういったグレーの紗幕をさっと払ってくれる神様がいたら…ほんわかのんびりした短編連作で、心を和ませてはいかがでしょう。キツネもたぬきも可愛い。なによりも。この世を信じる作者がほっこりしています。
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(63文字)
小分けにされた優しいお話たち。それはまるで宝石箱のよう。カップにお湯を注いで待つ間、そんな優しさに触れてみませんか?
神社に住む赤いキツネと緑のたぬきのお話。二人のやりとりがいいです。かわいい童話です。ほっこりします。
神社に住んでいる赤いきつねさんと緑のたぬきさんのやりとりに、眉がさがりっぱなしでした。可愛いすぎる!!とても幸せな気持ちになりました。
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