珍客と囲む男子飯。食卓にこんなハーフ&ハーフはいかが?

作者 黒須友香

117

40人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!

ある日、主人公は道端でハムスターと出合う。
少し悩むが、ぼろぼろな姿のハムスターを見捨てられず連れて帰った。
見つけたときから変わっていることに気づいていたけど、拾ったハムスターはただのハムスターではなかった―― 

青年とハムスターが飯テロを展開しますが、まず青年とハムスターが変わっています。

主人公は金髪のヤンキーで過去に謎あり。ハムスターは人の言葉を話すことができ、眼鏡をかけていて賢そうではなくハゲてて絶妙にかわいくないという設定。

「えぇ??」と声が聞こえそうですが、この一人と一匹(?)の物語がとても楽しいのです。

主人公とハムスターがつくる料理にはひとつずつ物語があり、食事に彩りを咲かせます。

誰かと一緒に料理することの楽しさ、食事する時間の大切さが伝わる面白くてやさしい物語です。

小説を読むだけで満足しますがレシピがあるので料理にチャレンジできます。料理をつくる楽しみもある物語なので読んでみてください。

★★★ Excellent!!!


 ハゲで黒縁メガネのおっさん《《ハムスター》》が喋り出したら、どうしますか?
 普通、見なかったふりして逃げますよね。だって禿げててメガネかけてるハムスターってだけで怪しいのに、喋るんですよ? 中身オッサンですよ? しかもなんか、エスパーらしいんですよ? 怖いじゃない?
 でも、口が悪くて料理上手な関西弁金髪ヤンキーの達月くんはあっさり受け入れちゃいます。なんだかんだツッコミまくりながら、ご飯まで振る舞っちゃいます。というのも、彼自身も何やらワケありみたいで───

 実はこの作品、『コード・オリヅル~超常現象スパイ組織で楽しいバイト生活!』という超絶面白感動巨編のスピンオフなのですが、単独でも充分楽しく読めます。
(でも本編もめちゃくちゃ面白いので読んでみて欲しいです。激推し!)
 達月くんとハムさんの掛け合いが楽しい。毎回登場するお料理もどれも美味しそうだし、ボリューム満点です。何より、ハムさんの食べる様子が可愛らしいやら可笑しいやらで、最高なんです。
 ニマニマうふふと読み進むうち二人の事情もわかってきて、この出会いは必然だったのだろうなと納得。登場人物が皆優しい心の持ち主で、名言連発。沁みます。
 そしてまた、物語は続く……らしいですよ! 楽しみー!

★★★ Excellent!!!

金髪ヤンキーの達月くんが拾ったのはハムスターのハム。
このハム、ただのハムスターではなかった。あざとい態度で、達月君の作るとてもとても美味しい料理をどんどん平らげていく。
二人のやりとりは、テンポよくて、読んでいて、楽しかったです。そして、なにより、美味しい料理は自分でも作ってみようかなと思わせるものがありました。

★★★ Excellent!!!

記憶のない青年達月は、ある日うっかり薄汚れたハムスターを拾ってしまうのす。
このハムスター、つぶらな瞳。愛らしいしぐさ。何とも可愛らしいのですが、なんと中身はオッサン。
まずこのギャップにやられます。
オッサンなのに、ハムスターなので何をしても何を言っても、可愛い!
達月の出す数々の料理を、オッサンとして美味しく食べるのですが、姿がハムスターなのでとにかく可愛い!
達月との掛け合いもコメディタッチで口元が緩みっぱなしなのですが、達月もハムもそれぞれ抱えているものがある様子。
心のこもった美味しい料理と、ハートフルなお話しが、ちょっと疲れた心をほっとほぐしてくれます。
クスっと笑って、心を緩めて、きっと明日はいいことあるよという気持ちにしてくれるお話しです。

★★★ Excellent!!!

飯テロ&コメディ&かわいい、です。かわいいは、ちょっと語弊あるけど、あんなハムスターでも、やっぱりハムスターなのでかわいいです。どんなハムスターかは、ぜひ本編を!

珍妙コンビが毎回いろんなメニューを作って食べます。詳細なのでお腹空きますね。

キャラが笑えます。

ラストは意外な着地点でした。

★★★ Excellent!!!

名作『コード・オリヅル~超常現象スパイ組織で楽しいバイト生活!』のスピンオフ作品。

金髪ヤンキーの達月くんは、可愛い可愛いハムスターを拾った。お腹を空かせていたようなので、エサっぽいものをあげるのかなと思いきや! そいつはガッツリ人間の食べるものを口に入れたのだ。しかも、人の言葉を理解して喋るっ!
ハムスターではなくモンスター級の食欲と敏感な味覚は、そこら辺のグルメを自称する者たちよりも本格的。ついには、己の持つ異能を用いて料理までしてしまう。漫画やアニメを見ているかのような筆使いに、抱腹絶倒すること間違い無し!
しかし、ドタバタとコマが進むだけではない。企画の核となる『飯テロ』も、盛り沢山のメニューが用意されており、その内容もまた美味そうなのだ。また、スピンオフと称されるに相応しい繋げ方も面白く、『コード・オリヅル~超常現象スパイ組織で楽しいバイト生活!』の方も改めて読み返したくなってくる。

異色のコンビがお届けする、爆笑『飯テロ』劇場。腹を空かせてご来場下さい☆

★★★ Excellent!!!

いわくありげな主人公、達月と、いわくありげな一匹のハムスターの短編小説集。
達月の作る料理は本格的でどれも美味しそうです。
きっとそのまま食べても絶対に。
けれど彼は、人語を話すハムスター(実は秘密有り)が喜んで食べる所を見たいがために、一生懸命料理を作ります。
誰かを喜ばせるために作る料理、美味しくないはずがない。
食卓を囲む距離がどんどん近くなっていくのも、心の距離が狭まってきたのかな。
続きが楽しみな作品です。