達月の拾ったハムスターの瞳は「つぶら」と書いて「あざとい」と読む

記憶のない青年達月は、ある日うっかり薄汚れたハムスターを拾ってしまうのす。
このハムスター、つぶらな瞳。愛らしいしぐさ。何とも可愛らしいのですが、なんと中身はオッサン。
まずこのギャップにやられます。
オッサンなのに、ハムスターなので何をしても何を言っても、可愛い!
達月の出す数々の料理を、オッサンとして美味しく食べるのですが、姿がハムスターなのでとにかく可愛い!
達月との掛け合いもコメディタッチで口元が緩みっぱなしなのですが、達月もハムもそれぞれ抱えているものがある様子。
心のこもった美味しい料理と、ハートフルなお話しが、ちょっと疲れた心をほっとほぐしてくれます。
クスっと笑って、心を緩めて、きっと明日はいいことあるよという気持ちにしてくれるお話しです。

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