飯テロ&モフテロ🐹。笑って泣いてお腹が鳴る、食卓エンターテイメント!


 ハゲで黒縁メガネのおっさん《《ハムスター》》が喋り出したら、どうしますか?
 普通、見なかったふりして逃げますよね。だって禿げててメガネかけてるハムスターってだけで怪しいのに、喋るんですよ? 中身オッサンですよ? しかもなんか、エスパーらしいんですよ? 怖いじゃない?
 でも、口が悪くて料理上手な関西弁金髪ヤンキーの達月くんはあっさり受け入れちゃいます。なんだかんだツッコミまくりながら、ご飯まで振る舞っちゃいます。というのも、彼自身も何やらワケありみたいで───

 実はこの作品、『コード・オリヅル~超常現象スパイ組織で楽しいバイト生活!』という超絶面白感動巨編のスピンオフなのですが、単独でも充分楽しく読めます。
(でも本編もめちゃくちゃ面白いので読んでみて欲しいです。激推し!)
 達月くんとハムさんの掛け合いが楽しい。毎回登場するお料理もどれも美味しそうだし、ボリューム満点です。何より、ハムさんの食べる様子が可愛らしいやら可笑しいやらで、最高なんです。
 ニマニマうふふと読み進むうち二人の事情もわかってきて、この出会いは必然だったのだろうなと納得。登場人物が皆優しい心の持ち主で、名言連発。沁みます。
 そしてまた、物語は続く……らしいですよ! 楽しみー!

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