風間浦

タイトルにある通り寝取られと追放が盛り込まれながら、濃いざまぁ味に振り切らずにほんのりビターなトゥルーエンドに纏められた作品です。 文章量に不足は無いし、切りどころも綺麗。だけど…続きを読む

舞台はどこかの穴でも白い何とかのジャングルでもなく、お空の上。 虎だと言い張る船長、やはり虎だと言い張るぬいぐるみ、そして「僕」が登場する、地に足の着かない世界のお話。 なんの…続きを読む

最カワは千夏、最強は名もなき隣席女子。

全７話でテンポよく、タイトル回収もしっかり。 主人公の一人称視点も効果的に読者を主題に惹きつけます。 これで十分満足ですが、短編ゆえに読み終えて疑問が残る部分もあり。そういった…続きを読む

重いテーマやエピソードを、盛り込んだ怒涛のギャグでサラッと読ませる冷涼富貴さんの連載です。 「コイビト・スワップ」の作者様と言えば、ご存知の方も多いのではないかと。氏の他作品も概…続きを読む

おっかしいなー。 自分の給食の思い出、殺伐としたおかわり争奪戦と学期末の大掃除でロッカーから発掘される、カビパンと変色した牛乳パックしかないんだけど（食事中の方ごめんなさい）。 …続きを読む

主人公は女子高生視点の、出会いと別れ、その後のお話。 恋愛カテゴリーながら恋愛要素は薄めに感じました。そちらを期待すると少し違うかも、ただ後半、終盤にほんのりと、確かに感じられま…続きを読む

ひとこと紹介を書きたいが為に本レビューを上げた事については、腰パンで「ちっ、うっせーな」と謝罪したい程度には反省しています（反省していない）。 勿論、そんな理由だけのレビューでは…続きを読む

良かった、って事です。

序盤の主人公の思いに共感出来る程、ラストはそう思えるのではないでしょうか。

とっつきやすく、手頃なボリュームの歴史ものを多数公開されている四谷軒様。 遂にやってしまいました。もしインタビューを受けたら、「そういう事をする人には見えなかった」とコメントした…続きを読む

四谷軒様の新作はあの方でした。五百円紙幣を知らない若い方はどのように覚えてるんでしょうね？ 一話目という事で、まずは星一つ。『完結力』の非常に高い作者様ですので、安心して最後まで…続きを読む

泣くわこんなん（絶賛）。

どこの体操選手かっていうくらいに捻りが効いてます。

あえて内容には触れずに言います。すぐに読み終わりますが、読めて良かった。

毛利くんという男の子がいまして。 特に仲が良かった訳でもなく、今となっては眼鏡をかけていた事と少しナヨっとした印象だった事しか思い出せません。あ、運動は苦手だったかな。 その毛…続きを読む

タイトルを一見すると、「何のこっちゃ」と思うかもしれません。 バスドラからはバスドラの音がする筈。なのに「僕のベースの音がする」と仰る。 こわッ！と思った方、ご安心を。これはホ…続きを読む

たくさんの星を得て、書籍化も果たしている本作。 私が更新を楽しみにしている作品ですが、レビューを書いていなかった事に今更気づいて一筆。 この作品の素晴らしさは多くのレビュアーさ…続きを読む

この物語は「私」の独白という形で、いくつかのエピソードと共に「私」の想いが綴られていきます。 少ない文字数で情景を思い起こさせる文章、ストレスもなく、それこそ三分もかからず流し読…続きを読む