神崎さんは成瀬君を笑わせたい

実に、いろいろと考えさせられるお話でした。
もう、つべこべと、いろいろ言えません！
とにかく、読んで、楽しみながら、ひっかかってください！
因みに、私も、お弁当の卵焼きは大好きです！！ｗ(#^.^#)
えっ、いらねーよ、そんな情報？
まあ、コマッタちゃんだこと！おほほほほ！
てな話ですので！

わかんねーよ！って、そう、ここでお教えするワケには参りません。
わたしは、参りました、このお話に！

ぜひぜひ、ご一読を！！

レビューを書いておいて言うのもなんですが、できれば先にレビューを見ずに、なるだけ先入観を持たずに読んでみることをお勧めします。あっという仕掛けにやられます。少なくとも何も知らずに読んだ自分はやられました。
敢えて言うなら、この作品はただのラブコメ、フィクションではありません。タイトルも含めて巧妙な伏線が張ってあったことに気づくのは最終話。特にルビの使い方は秀悦です。
それ以上申し上げられません。ともかく素晴らしいです。

　神崎真矢は「若草学園」高等部：3年A組の委員長。優等生である彼女は、隣の席の成瀬光来の事が気になって仕方がない。
　彼の日常態度に委員長としてのプライドが許さない。誰にも見せない笑顔が見たい。というミッションを、自分に課して彼を攻略していく学園ドラマ……？
　
「わたくしは・・・ですわ」という、どこぞの残念なお嬢様言葉とは裏腹に、彼にジワリと歩み寄っていく委員長。
　やがて委員長の変顔に、心ほだされていく問題児の成瀬だが……。

　最終話の卒業式に驚愕する事実が————。

　ほんわかとした学園物かと思いきや、最終話にこれでもか？　という読み手の想像と違う、この世界の伏線の回収が納められて…続きを読む

３年A組の学級委員長・神崎さんの悩みの種は成瀬君。
着崩した制服、熱心ではない授業態度。彼がみんなと一緒に卒業できるのか、神崎さんが心配になるのは無理もありません。これは委員長として見逃すことができない事態です。成瀬君のことが気になってしまうのは、やましい思いからではありませんでした。

そんな神崎さんでしたが、成瀬君との交流を機に、今まで感じたこともない感情が芽生えてしまって――

真面目な委員長と不良くんの組み合わせが好きな方はもちろん、失われた青春を取り戻したい方にもおすすめです。二人の学園生活の行方は、ラスト一行まで目が離せません。

神崎さんは優等生。問題児の成瀬君のことが気になる。
確かに、物語の流れは、ラブストーリーの予感。
神崎さんの言動の裏に隠された思いを考えながら読み進めていくことをおすすめします。

ラブコメと思って読み始めたら、それはいい意味で裏切られます。ラストの最終回1話に全ての意味が凝縮されています。絶対、ラストまで読んで下さい。(読み飛ばしは厳禁ですよ。)
最終回に、作者様が込めた思いに胸が熱くなります。神崎さんと成瀬君は、アダムとイブの再来かも！愛だけが地球を救えると言えるのかも知れません。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（252文字）

ヒロインの神崎さんが語り手となって、物語は進行して行きます。

その語り口は、丁寧な言葉でなされております。

そして、ズキューンと来た彼、成瀬君に近付く手段をお考えになりました。

一つ一つ実行して行きます。

まるで、目次を捲るように。

玉子焼きの所では、にゃにゃにゃっと驚かされました。

もっと、目を丸くする所がラストに持って来られてあります。

果たして、彼と見解が違ったらどうしましょう。

それは読んでのお楽しみです。

私が一番わくわくした所だからです。

では、早速神崎さんと成瀬君の世界にダイブです！

これは無自覚なお嬢様のほのかな恋物語でしょうか。

委員長である神崎さんは無愛想な成瀬くんが気になって仕方がないご様子。
真っ直ぐな彼女の姿勢と、次第に解けてゆく成瀬くんの変化に微笑ましさを感じずには居られません。読者はその渦に飲み込まれてゆくのです。

そして迎える卒業式。一気に視界が拓けます。
人の優劣なんて……世界を変えるのはいつだって……。
スポットライトが当たる二人と、その周辺の対比に、是非とも驚愕して下さい。

主人公と同じクラスの成瀬君は孤立気味。
そんな成瀬君のことが気になって、主人公は彼に近づこうとします。
最初は嫌がる成瀬君でしたが……

ほのぼのとして可愛らしい恋愛物語！
……なのですが、きっと最後まで読むと驚きが待ち受けていると思います☆

途中で読むのをやめるのは勿体ない。
最後までぜひ読んでほしいお話です♪