概要
前半と後半とで、書く人が変わります。物語の行方はだれも知らないのです
関川二尋さんの「ハーフ&ハーフ2」企画に参加したお話です。
週1回ペースで全10話(途中で挫折しなければ…)
毎週、お話の前半部分が出題され、それに呼応する形で後半部分を綴るという形式。
だからどんなお話になるのか、私自身もわかりません。
そんな、明日はどっちだ?…な物語をお楽しみくださいませ。
お題編はこちら、「ハーフ&ハーフ2 飯テロ編」
https://kakuyomu.jp/works/16816927862435116127
参加されている皆さんそれぞれ個性的で、読み応えたっぷりなお話を書かれています。
複数の物語をわたり歩いて、読み比べるのもおもしろいかもしれません。
週1回ペースで全10話(途中で挫折しなければ…)
毎週、お話の前半部分が出題され、それに呼応する形で後半部分を綴るという形式。
だからどんなお話になるのか、私自身もわかりません。
そんな、明日はどっちだ?…な物語をお楽しみくださいませ。
お題編はこちら、「ハーフ&ハーフ2 飯テロ編」
https://kakuyomu.jp/works/16816927862435116127
参加されている皆さんそれぞれ個性的で、読み応えたっぷりなお話を書かれています。
複数の物語をわたり歩いて、読み比べるのもおもしろいかもしれません。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!温かな食卓と美味しい料理が、生きる希望と運命に立ち向かう勇気をくれた。
元料理人の男は、お腹を空かせた謎の少年を放っておけず、家に招き入れ食事を振る舞う。度々食卓を共に囲むうち、言葉は通じないながらも二人は徐々に心を通わせあっていくのだが ───
過酷な環境で育った少年のひらがな多めで綴られる心情に涙を誘われ、見知らぬ大人であるはずの男への信頼に胸が熱くなる。
彼らは共に食卓を囲みながら、何を思うのか。そして、少年はどんな決断をするのか。
こんなご時世、いや、ずっと昔から世界のどこかで子供たちが苦しんでいることを思うと、この結末を用意した作者様の平和への願いをより強く感じる。勇気と希望を胸に、新たな未来を作るべく立ち向かう少年の力強い後ろ姿が頼もしく見…続きを読む - ★★★ Excellent!!!読み終えた後は、しみじみとボルシチが食べたくなる……☆
ロシア料理だと認識されがちな「ボルシチ」だが、実はウクライナが本家本元の伝統料理だ。具材のバリエーションは州によって様々で、それぞれが独自のレシピを誇っている。
空腹で倒れた少年は、既に戦場の洗礼を浴びて負傷していた。夢か現か幻か……彼の前に出される数々の美味しいものたちは思考する活力を与え、再び立ち上がれるよう背中を押してくれる。中には彼の見知らぬ料理まで過り、その味を脳へと伝えた。少年は次第に熱き大志を抱くようになり、今も繰り返される戦地へと赴き「ぼくにもできること」を掲げて、束の間の休息から離れようと意思を固めてゆく。そしてその先にあるのは……。
大人の語彙力とは一味違う子供っぽい…続きを読む