100pvで騒ぐなと?イヤイヤありがたいでしょう(泣
ほそぼそと書いております。読んでいただきありがとうございます(小声)
黒い箱あたりからpvが下がるのは、やはり章をまとめて読みたいからかと推察しますが。ま、いっか。(がんばれ黒い箱編)
物語が足りないので、調べ物中ですが、これまで「ばけとり」で参考になったものをゆる〜く紹介。
・「中国喫茶詩話 」
中華ファンタジーの推敲の時からお世話になってます、お茶にまつわる中国の文献を引用したエッセイ。なんとも大陸的な典雅で奥深い詩や物語にふれられます。
「紅楼夢」や「西遊記」の中に出てくる名前を参考にできるかな、と眺めました。
・「中国妖怪人物事典 」
あんまり中国の妖怪になじみがなかったので、どんなものがいるのか、どんなパターンで退治されたりするのか、犬っぽいのいないかなとか、そんな感じで。
『狼鬼』の名前はここに出てきますが、出典は別の中国文献にあります。
・「改訂・携帯版 日本妖怪大事典」
日本の妖怪もあらためて誰か出せないかな、と。犬っぽいのいないかなと探したり。(まだ日本の妖怪にするか、中国の妖怪にするか決まってなかったから)
この前買ったばかりの、サインもらった私物です。ポケットサイズ。
・「易学大事典」
参考書で借り出せませんでした。易学のことが詳しく解説されています。
易占の方が読む本じゃないかな。
・「易の話 : 『易経』と中国人の史考」
・「易と日本人 : その歴史と思想」
二冊とも一般の人向けに解説されてる感じ。「易学大事典」が手元にないから、必要な時の確認のため。
・「中国人とのおつきあいHANDBOOK : 日常生活からビジネスマナーまで : 決定版」
ビジネスマナーから、冠婚葬祭のマナーや中国人の特徴に関するエッセイまで、中国の方を理解するにはちょうどいい、使い勝手のよい内容です。
医食同源の国で料理の素材は体を冷やすと考えられる素材と、体を温めるとされる素材を季節で使い分ける、とか。
産後の妊婦の扱い、代表される中華料理それぞれの特徴とか。
謝らないとよく言われる理由についても「面子」を重んじ、相手の面子を守ること、面子の貸しは面子でしか返せないことなど、国民性のようなものもわかりやすく勉強できました。
・「中国の神話伝説」
いくつか借りた中で原著者の袁珂の本が、網羅感がすごいかなと思いました。
中国の創世神話からの変遷が語られます。伝説もたくさん出てきます。
主に明器の名前の参考にさせていただきました。
『酸与(さんよ)』はこの中に出てくる禍いをもたらす怪鳥から。
先に挙げた「中国妖怪人物事典 」に出て来る『狼鬼』はここからの出典とのこと。
・「陰陽師たちの日本史」
安芸安房を書くにあたり使用。陰陽師の現代までにおける発展と衰退、どういう分派が起きていたか、いつをもって陰陽師という職が廃止されたか、映画とか映画とかフランクな情報を織り交ぜながら、教科書に出てくるような人物との交流も明かされて、読みやすい。
とりあえず歴史背景は理解した・・使えてません今のところ。
・「江戸の異性装者たち : セクシュアルマイノリティの理解のために」
江戸時代ごろの男娼の東と西の差異の項目に、比較で遊女の揚代がのってたので、読みましたね。
(ちなみに陰間の方がおアシは高いです)
・「中国服装史 : 五千年の歴史を検証する」
服は大変でした、調べるの。なんなの、手を出すんじゃなかったという民族の多さ。征服する時代によって、征服者の族によって、衣服が変わるのね。
中華帽の形状の説明をようやっと、これで見つけた次第。
・「性からよむ中国史 : 男女隔離・纏足・同性愛」
歴史が長い国ですが、近代は王朝の打倒や革命から、10年スパンくらいでジェネレーションギャップが激しいという印象です。
「ばけとり」は現代とは少し違う歴史の、現代ファンタジーですが、李川の社会常識をどのあたりに設定したらいいか、あと性についてどう考えているか、あたりを考察するため、社会史という形で読んでます。
読んでると以前レポートで見た、古代ローマのアテナイの市民女性と印象がかぶるのね。
・「西遊記」
まさか小学生以来、読み返すことになるとは。この機会に買ってみました。
小学生の頃より上中下巻にパワーアップ。
君島久子さんの訳がいいと聞いたので、私が生まれる前に初版が出てるこちらを。
・「京の色事典330」
ピンク、水色、空色、群青あたりを避けたかったので、色の名前に困った時にフル活用。襲の色目から、日本固有の色の名前が出ていて、解説もそれぞれついています。私物。
・「洋館さんぽ EAST」
墨永邸のモデルは旧華頂宮邸と小出邸です。私物。
・「類語国語辞典」
片時も離せないです。私物。
あとはもう、ネットの怪しげな情報にもたくさん頼っております。
書籍の情報は安心して使えるので、その点が助かります。
weblio中国語は特にお世話になってます。
【一覧表】
「中国喫茶詩話 」竹内実著 淡交社 , 1982.1
「中国妖怪人物事典 」実吉達郎著 講談社 , 1996.7
「改訂・携帯版 日本妖怪大事典」村上健司[編集]水木 しげる[イラスト] 角川書店 ,
2015.4.25
「易学大事典」平木場泰義著 東京堂出版 , 1993.9
「易の話 : 『易経』と中国人の史考」金谷治[著] 講談社 , 2003.9
「易と日本人 : その歴史と思想」服部龍太郎著 雄山閣 , 2012.7
「中国人とのおつきあいHANDBOOK : 日常生活からビジネスマナーまで : 決定版」
イカロス出版 , 2005.7
「中国の神話伝説」袁珂著 ; 鈴木博訳 青土社 , 1993.4
「陰陽師たちの日本史」 斎藤英喜著 KADOKAWA , 2014.10
「江戸の異性装者たち : セクシュアルマイノリティの理解のために」長島淳子著
勉誠出版 , 2017.11
「中国服装史 : 五千年の歴史を検証する」華梅著 : 施潔民訳 白帝社 , 2003.4
「性からよむ中国史 : 男女隔離・纏足・同性愛」スーザン・マン著 平凡社 , 2015.6
「西遊記」呉承恩作 ; 君島久子訳 ; 瀬川康男画 福音館書店 , 1975-1976
「京の色事典330」平凡社 (2004-12-17)
「洋館さんぽ EAST」グラフィック社 (2010-11-10)
「類語国語辞典」角川書店 (1985-02-01)
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まだカクヨムの機能の使い方がはっきりしてなくて、
前に一度、フォローしたユーザーを把握できるくらいに絞り込んでみました。
今回は小説の方を整理しようと思って、読み終えてレビューしたのは
外しても、おすすめレビューに残るからいいかなぁ、と考えております。
これから読むぞっ、レビューしてなくて読み返しそうなもの(自作を講評していただいたとか)ていうのをフォローしながら、回転させてく使い方。
どうだろうか、やってみて使いやすさを考えましょうか。