前回の続き。(つづくんだこれ)
初めて作ったオカマキャラ、ディビット・コレタ・セーネルは、作者の女装男子に対する原体験と、ラジオのパーソナリティのオネェさんから生まれたのだが、
作者の友人は別のモデルと混同した。
「借金王キャッシュ」(合ってる?)で有名な女性漫画家さんの、「PS.セキュリティポリス様」に出てくる、米国エージェントのオカマがいて、
マンションに潜入する方法がなかなかパワフルで、ついた餅をフンッて投げてマンションの壁にペターン!ロープ代わりにシャカシャカ登る!ていうパフォーマンスに友人たちの中でディビットのイメージイコール、マイケル・富岡・ジャクソン(そういう名前だった)になってエスカレート。
私じゃなくて友達がディビットのスピンオフ書いてました(遠い目)
商業作品でモデルを上げるとしたら、これも友人に教えてもらった「悪魔と踊れ」のドラマCDに出てくるモブキャラで、ナンパされて乗った車の中で心臓を抜かれてしまうんだけど、
「ちょっと、どこ触ってるのよ…もぅやめて、やめ…さ、触らないで! 触らないでよ、触るなっつってんだろうがぎぃやああああああああああああああああ(ミシミシミシィッ)!!!」
(断末魔)
cv.小杉十郎太さん。
音声だけなのに、何度も友人が実演してくれました。(よっぽど気に入っていた、それが感染された)オカマって楽しい!これも原風景です。
これ舞台が米国でモブキャラの名前はディビットです。よく思い出して正確に名前付けたなって思う。
もうオマージュ。
そんな断片的なイメージのフランケンシュタインで出来てるディビット。
多分、オカマ作る時にオカマバー行ったことないし、情報がなくて、自分から絞れるだけ絞り出したのかな。
よくある。
ネタもイメージも使い果たしてからが勝負でしょう。早々に使い切ることにしてます。ない袖を振るとこから始めよう。
だもんで、ディビットに注ぎ込んだそれまでのオカマさまたちでしたが、そのあと、ひー、ふー、みー、よー、作り慣れたのか、増えていくオカマキャラ。
ハードル低くなった。
ざっくり「オカマ」とくくってますが、オカマ、ニューハーフ、オネェ、ゲイと嗜好かジェンダーかで区別があります。
ハードルが低くなったつもりになったとはいえ、自分以外の他人を知るには神経を使う。
しかし、明らかに目指そうとすると、たどり着かない。カッコイイオカマにたどり着かない。
なぜ。