「なにやってんすか」
「おおう、怒られた。他所様の近況ノートに書き込んでたら、曲名間違っちゃいかんし、手が遅いから時間がかかってね」
「遅いって自覚あるんでしょ?くじいつ引かれるかわからないのに、なにサボってるんですか!」
「ごめんなさい」
「謝るとかっ……」
「え、まだあたしのターンだっけ?」
「そーです、そーですよ」
「早く書き終わらないかな」
「カエルさんが書かなきゃ終わりません」
「ですよね、で、こっちが書き終わると次は?」
「オレのターン」
「そうそう」
「言わせたかっただけですよね?」
「津田さんの声でよろしくおなしゃす」
「ムリですよ、誰ですか」
「バールは太いくせにふわっとした声だもんなぁ」
「カエルさんだって、お腹を押すと鳴くぬいぐるみみたいな声してんじゃないですか」
「面白い声だなそれ。やめて?気にしてるから」
「きゅうぅって鳴くやつ」
「えぐらないで、お願い」
「じゃあ、書きます? 書かないとうちの師匠けしかけますよ」
「……無理無理、作者どんだけ怒られると思ってんの!!!?」
「だって」
「書くから!書くし!?」
「お願いしますよ? かっこよくですよ?」
「何を、誰が、は?……」