この前の座談会(2回目)でソウイチ様が教えてくれたプロット?を、試しに現行の話に当てはめてみようと思ったので。ものは試し。
座談会については、下記にて編集掲載されておりますので、よかったら〜。
蜂蜜最中様「第二次書読的創作談義(本編)」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886662734綾束 乙様「第二次書読的創作談義(二次会)」
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886668211「召喚術士と図書館の魔女 【走れ!エランダーズ】」24のプロット
1.主人公の生きている「日常世界」の場所・環境、
剣と魔法の世界(よくある異世界ファンタジー)
出身:クレイヴ大陸、バルトリア半島の港町
メイン舞台:王都の魔法大学
2.日常に危機が迫っていることを予感させる出来事、
本人:冒険者になりたいのに、そんなことは誰からも、期待も想像もされていない(当人だけの人生の死活問題)
第1期:図書塔で死霊騒ぎ、関連があるかは不明だが行方不明者が出る
3.日常をひっくり返す事件、
魔法大学に入学できたこと
図書塔で不思議な女の子と出会ったこと
死霊に襲われたこと
4.非日常への冒険を促す使者の登場、
弟子にしてくれた師匠の存在
図書塔で出会った女の子
5.非日常への出発、
師匠による召喚魔法の実演(キノコマン、事象召喚、幻獣召喚)
約束したからまた少女に会いに図書塔へ
6.崩れ去った日常の描写、
発見された変わり果てた姿の行方不明者
少女は主人公を遠ざけ、魔物と対峙する
7.主人公を縛るルールの明示、
魔法の才能が並、奨学金がもらえない
貴族じゃないので優遇されない
魔法使いへの憧れが強すぎる
無意識に損得を考える、痛い目に遭うことは避ける
8.前半の試練が起こる、
第1期:王都にたどり着くこと、魔法大学に入学できるかどうか
全体:はたして魔法が使えるようになるのか?
9.試練に対する対応、
弁舌においては食い下がる(入学試験も、弟子入りの時も)
つまらない理由で死霊に抗う気力を失くす
他人を信じる
状況把握、実力を鑑みた分析、可能性の判断、願望を言葉にする力を持つ
10.試練の結果手に入れるもの、
図書塔の少女の笑顔
無情な真実
信頼
11.中間点、
第2期:魔法だけできてもねってことで、体を鍛える
召喚術は次のステージへ
12.後半の試練が起こる、
再び図書塔が絡む
13.試練に対する対応、
少し味方も増え、逆に敵も作るかも
14.試練の結果手に入れるもの、
悪役ってかっこいいという憧れ
15.主人公の目的地への到着、
ひとまず師匠のように、血の盟約を結べる相手を見つけること
16.目的地での主人公の振るまいや変化、
もっと胆力がついているかな、師匠の支え(監視)があったけど、一人で危険回避が判断できるはず
17.主人公による敵対者の乗り越え・撃破、
基本撃破はしない
戦うべきは己のコンプレックス
そのために相棒を得る
18.精神的に失ったものの描写、
今の所はない、彼の話が最終地点に向かう時には、
自身の魔力について試練がある
19.敵対者との和解、
結局、相棒に言われて(毎回言われる)自分のダサいけどいいところを受け入れるようになると思う
凹んでも現実に目を向けて、淡々と、できることやその可能性を考えるんだと思う、敵対者はいつも内面の葛藤で、目の前の敵は攻略法だけは決まっている(達成できるかは別として、打つ手はいつもある)
20.非日常から日常へと帰る、
故郷に凱旋
22.日常へ帰って失ったものの描写、
居場所、かつての日常はずっと暮らす場所じゃない、またすぐ冒険に出る
23.主人公が欠落を求めた結果得たものの描写、
欠落?そもそも欠落してなかったってことがわかる、でも、もう元の価値観には戻れないし、新しい場所で得た伴侶の手をとることでしょう
24.新しい日常の世界
師匠に、教える方はやらないのか?って聞かれる
その返事をする
おしまい。
埋まらないだろうと思ってたら、意外と埋まったけれど、これでいいのか?
素直に答えたつもりだけど、勘違いしてそう。
後半、17項目からは、現行の話の枠を越えた未来の足跡(願望)になります。
ここに書けてないこと、見せたい重要な部分があるのだけど、それは話の構成的には不要ということだろうか、だったらちょっとさみしい。
と思った。
やはり描きたいものとは、少し違う方向を示されるなあと思いながら、こうしたテンプレートが、大衆的に説得力がある形なのかと、これも勉強だなと思ったり。
逆に大衆じゃないところ目がけて、書きたいです、と思ったり。
心中複雑ながら、先を見据えるという意味において、大変勉強になりました。
ありがとうソウイチさん、やってみたよ〜。
追伸:21番がないことに気づいた。