花岡　柊

26歳の誕生日を迎えたその日。 主人公の夏奈は、とある交差点で交通事故に遭う。 病院で目覚めた時そばにいたのは、ロックミュージシャンだと名乗る一人の男性。 軽いノリだけれど誠実さ…

甘いものか嫌いな柏木君 甘いものが好きな拓海君 お菓子作りが大好きな柚 私が作ったスイーツを美味しいと言ってくれる彼に食べて欲しい

赦してほしいのに 周りのやさしさが怖くて 僕はいつもびくびくとしていた

高校生活最後の年 自粛生活を強いられ まともな思い出作りができなかった私たちは 自分たちのゴールを決める

振袖を選びに娘と街へ出た 偶然通りかかったウエディングスタジオ。 娘の誘いを受けて、私たちはソロウェディングを挙げる

家のことをほとんど何もしてくれない慎一に 私は毎日イライラとしていた そんな時に出会った絹さんは 羨ましいと微笑む

カフェの店長に恋をした私は その店でアルバイトをすることにした 閉店後の二人だけの時間に幸せを感じたのも束の間 私は彼のため息を引き継いだ

書店員を首になった主人公は、妻に離婚届を突き付けられる。 幼い娘をおいて家を出たあとは、食べる物もままならずにやせ細ってしまった。 仕事は続かず、日雇い生活の毎日る ある日、若い…

彼氏と別れて二週間 私を慰めようと現れたのは 素敵なおじ様紳士だった

別れた陽斗の訃報が届いた 彼は私を放してくれない

懐かしい街並み 声をかけてきた彼女 一緒に入ったカフェで 僕は未来を手にいれた

一緒に暮らすケンちゃんが、突然家を出ると言い出した。 待って、ケンちゃん。行かないで！ 私は大好きなケンちゃんを追って、ひた走る。

あの日あなたがいなくなってから 私はこの家の中で、一人の時間を孤独に過ごしている あなたの笑顔が恋しい

交差点で見かける、他校の男子高校生。 想い続けるだけの毎日を、弟が引っ掻き回す。 その羽は、天使？　悪魔？

大きな、大きな、祭りの日 たくさんの出店が並ぶその中で 牡丹の尾ひれは、優雅に水面を揺らす 姉さん いってきます

幼い頃から身近にあった近所の小さな神社には、樹齢100年は超えるご神木様があった。 紗耶香がご神木様に向かって悩みを打ち明けていたある日、一人の成年が現れる。

朝目覚めると、床にはコロコロといくつかの豆が落ちていた 築五十年の平屋の天井には、ネズミも住み着いているみたい 床下を這い回るのは絵本で見たことのある巨大な蔓 さぁ、探検だ

一夏。そう呼ばれるのが好きだった。 頭の上に置かれる手のぬくもりも 髪の間をすり抜ける指先も 全部、全部、大好きだった――――

幼馴染の有希とは、 触れられるほどの距離にいるのに とても遠い存在だった 僕は、君との心の距離を縮めたかった

一人孤独な旅をする僕の詠目に、ビビット反応が！ あなたのその思い、届けます。

森の仲間たちは、いつも大きな切り株に集まり賑やかです。 なのに、きつね君たら――――。 ようこそ、童話の世界へ。

いらっしゃい こんなところへ来るなんてね せっかくだ 大切な思いと向き合って あたしの淹れたコーヒーでもどうだい おっと、今日は特別なハーブティーだよ――――

有限な時間の中で 私は彼に大切なことを教えてもらった

あの頃、体が弱かった私に付き合ってくれていた彼に 私はもう一度逢いたかった 懐かしいおはじきと共に、君の温もりが再び――――

正月早々甘えまくりの彼女は 炬燵の上のみかんを貪り食う イチャコラするならよそでやってくれ――――。

この町にはつらい記憶しかない 君を想い続ける心が残ったまま 僕はわた雲に君を重ねた

「福なんて、来ないじゃないっ」 左手には、小さな梟の陶器が握りしめられている。 羽音もなく飛んでいく梟のつがいは、とても綺麗だった――――。

ど天然の女子高生、真央。 色白で可愛らしいけれど、何を考えているのかさっぱりわからない。 そんな真央に振り回される、同級生で同じクラスの純太と悠介。 三人の想いを交互に綴った、可…

田舎を持つ千夏と東京が田舎の貴哉 都会で戸惑い悩む千夏に、東京生まれの貴哉はいつも厳しい そんな時に優しさに触れた千夏は……

彼氏にフラレた私は、イブのこの日。 パソコンのキーボードを壊すくらいの勢いで、文句を垂れ流しながら仕事をしていた。 ふざけんな、イブッ！ 空しいじゃないのよっ。

働き易くて大好きなカフェには、気になる新人君がいる。 飾り付けるジャックオーランタンのように、年下の彼は大人びていてスマートだ。 キャンディーのような甘いセリフは、私の心を掴んで…

天涯孤独の明（あかり）には、父親の残した多額の借金がある。 なりふり構わず働いていたある日、ひょんなことから住み込みのバイトをすることに。 そこには、目力の強い、こっわいミュージ…

会話らしい会話をすることもない、クラスメイトの彼女と彼。 そんな彼からの頼み事を断る理由も思いつかず、彼女は彼のあとをついて行く――――。

同期の大沢には、何をやっても敵わない。 得意気なあの顔を、何とか歪めてやりたいのだけれど……。 脳内で繰り広げられる対決のシミュレーション。 どれもこれも、大沢をやり込めるまでに…

あの日彼女が言った言葉を、私はただ聞いてあげることしかできなかった。 もしも、私がもう少し大人だったら。 もしも、私がもう少し沢山の言葉を知っていたら――――。

飲みの席での何気ない瞬間 　私の心臓は早鐘を打っている――――

とっても気になる男性が、なんとお隣さんになった。 櫂君は、私の恋がストーカーまがいだと止める。 菜穂子さん、いい加減目を覚ましてください……。 けど、櫂君。本当に素敵な人なんだよ…

書籍になりました「マイペースな君」の続編です。 葵と彼のその後を、彼目線で書いたショートストーリーです。 マイペースな君を読んでいてもいなくても、楽しめると思いますが 読んでいて…

田舎に住む少年が抱く、将来への不満 こんな場所に居たくないと東京へ飛び出すが――――

太陽は真東から昇り　真西に沈む その日を忘れないために 懐かしいあの頃を思い出す――――

小さな町でずっと一緒過ごしてきた 一緒にいることが普通だった――――

忙しい母が貴重な時間をさいて作ってくれる 甘くてふわふわのフレンチトースト 年に数回のこの時間が大好きだった――――

新しい生活、新しい部屋。 その部屋に、もしも誰かが居た形跡があったらとしたら―――― 公開した夜に、内容を一部変更しました。

私だけが特別だったらいいのにな 憧れの彼と話せるのはほんの僅かな時間 桜がその距離を縮めてくれる――――

トクトクと静かになる鼓動 春は、もう直ぐそこに――――

四人の想いを、五つの章で書き上げた短編集です。

ガトーショコラを甘くして　Change bitterness to sweetness https://kakuyomu.jp/works/1177354054882507720…

苦い思い出のガトーショコラ 思い出すたびに辛くなるその味を甘いものへ―――― 宮原君側のお話はこちらです 「君の涙は僕が　～The eyes of a kaleidos…

「キラキラ思いでマーブルチョコレート」のanother storyです 「キラキラ～」の彼女と「マイペースな君」の彼 脇役たちが主役のお話を楽しんでください 　

いらっしゃい こんなところへ来るなんてね せっかくだ 大切な思いに向き合って あたしの淹れたコーヒーでもどうだい――――