特に描写はないのだけれども、花岡さんの描くイケメン男子は全盛期の藤木直人を連想します。さて、ヒロインさんのモデルは誰だろう。
さくらの花びらがひらひらと舞い落ちる情景がまぶたの裏側に映るような素敵な作品でした。柊さんの書かれる女の子は素直で、やっぱり今回も驚き方が可愛かったです!是非春を一足先に感じてみてください…!
本作を読むと、コーヒーが飲みたくなる。公園のベンチで物思いにふけりつつ缶コーヒーを傾けるも良し、隠れ家めいた喫茶店でマスターの秘伝を味わうも良し。 桜に想いが絡むのは王道ながら、主人公の知的好奇心に満ちた観察力が秀逸。それを受けてか受けずでか、さらりと登場する彼に嫌味がなくて更に良い。 またあの店にいきたい。
「私」と、その私の行きつけのコーヒーショップにいる「店員さん」のお話です。情景描写が美しく、作中に出てくる桜や、美味しそうなコーヒーなど、その香りまで感じられそうなほどです。短編ということで美しくまとまっていますが、叶うのならばこのお話の続きが読みたくなる、そんなお話です。みなさんぜひ、ご一読を。
ふたりの距離の縮まり方がとても素敵でした♪また、物語全体がとても優しい文体となっており、その優しさに包まれながら淡いピンクの桜の花びらがひらひらと舞っているような感覚になりました。素敵な恋のお話です。
恋の花をのせた爽やかな春風。そんな心地良さを肌に感じる作品です。こんな恋がしたいなぁ、という読者の気持ちに応えてくれる王道恋物語に、読めば胸がトキメクはず!
桜、ピンク、恋の色。コーヒーの白い湯気。胸まで熱くする香り高い飲み物。五感を刺激されながら、読んだ物語はもう胸きゅん王道でした。はらり、ゆるりと落ちてくる愛らしい桃色ハートは柔らかく、恋の始まりの幸せに包まれていました。恋をしてる人に読むことをお薦めします。きっとどこかでリンクする!!
この季節・・・桜の季節にコヒースタンドで会う彼への気持ちが桜の花とうまくリンクしているようでとてもきれいに感じました。素直に綺麗な恋の物語ですね。だれしもふと感じる胸キュンをちょっと大人の雰囲気に仕立てた、ほろ苦くそしてとても薫り高い雰囲気が桜の花と共に伝わってきます。そう、コーヒーも恋も熱い方が心地いい。
全体的によくまとまっていて、最後の終わり方まで神経が通っている良作。桜の花と「銀杏」と彼とカフェ。この四つは主人公にとっても、読者にとってもキーワードとなっている。全体的にほんのり桜色の雰囲気を醸し出すこの作品を、是非ご一読ください。 きっと飲み物をテイクアウトして、桜を見に行きたくなります。
日々の中にある、ふとした瞬間のときめき。丁寧に丁寧に描かれていてるその中で息吹く恋の始まりの物語。とても綺麗な物語でした。胸きゅん必至です。そしてカフェのお兄さんが素敵!!!
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