フレンチトーストには笑顔

作者

34

12人が評価しました

★で称える

レビューを書く

★★★ Excellent!!!


フレンチトーストを題材に、
こんなにも心温まる
こんなにも美味しいお話が拝見できるなんて...

一つ一つの情景や物に対する描写がとても丁寧で、
ノスタルジックなストーリーも魅力的です。

そして何よりも、
読んでいて、とてもほっこりしました。

何度も読みたくなる、
素敵なお話をありがとうございます。

★★ Very Good!!

作品を読んでいると、どこからかとても良い香りがしてくるようです。
トーストが焼ける香ばしい匂いではなく、少し甘く感じる独特の香り。
読んでいただければ、きっとあなたも……。

味は受け継がれるものであり、変わっていくものでもある。
同じ味を受け継いで行かなければならないと思うし、自分の味へとアレンジしていかなければならない。
そうやって、受け継ぐからこそ美味しくなる。

とても素敵(美味しそう)な作品です。
皆様もご一読あれ。お薦めします。

★★★ Excellent!!!

「美味しい話」、もちろんフレンチトーストはとても美味しそうなのです。でも行間からあふれる子を想う親の温かな気持ちが、とても素敵なのです。
ところが、どこにもそんな表現は描かれていないのです。それでも読み手の心に、ジワリとしみわたってきます。パンがミルクを吸うように。
構成もとても上手く、無駄な描写を削りながらもきっちりと伝わってきます。
読了後には笑顔を浮かべることができる、良作です。

★★★ Excellent!!!

日常に疲れた「私」は久々に実家に帰省し、母と昔食べたフレンチトーストを焼き始める――
思い出の味は母から娘へと伝えられていくもの。カフェで食べるような豪華なトッピングが乗っているフレンチトーストではないけれど、時々食べたくなる「あの味」みたいなものを彷彿とさせるお話でした♪

★★★ Excellent!!!

子供の時、母が焼いてくれた、甘味の利いたフレンチトースト。 
心が折れそうな時、母が使っていた道具で、自分も焼いたら元気が出ると思い実家に帰る。 焼いた時の匂いと食べた時の甘さを味わって、自分を取り戻した若い時の思い出が懐かしい。
今は、自分の娘に同じ思いを伝えて、しみじみ幸せを嚙みしめている、私。