花火と同じ距離

作者

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★★★ Excellent!!!

前の方の新着レビューを、タイミング良く拝見いたしまして。

『ゆきちゃん』、『魔法』というキーワードに、自分の名前を呼ばれたのかと勘違いしてしまいました。

幼馴染みの男の子と女の子が、男の子の家のベランダからアイス🍨を食べながら花火大会の花火🎆を見るというリア充物語です♡

にも関わらず、男の子(達哉君)の方は、女の子(有希ちゃん、良い名前♪)が別の男子と仲良くなったと勘違いして、うじうじうじうじ★

それが突如、何を思ったか告白してしまうのです☆

それに対して有希ちゃんは……?

30万km/sVS約340m/s=誤差3秒≒約900m

光と音の時間差を、2人の距離になぞらえた描写は美し過ぎます。
そして冒頭で紹介した有希ちゃんの魔法の言葉は、時空を超えて……!?

ちくしょう、リア充どもめ、爆発しろっ💣
イオナズ〜ン!

作者様☆
素晴らしい、そして最後は、幻想的なまでに美しい描写でした。でも……。

脳裏に繰り広げられる光景が、悪い魔女には眩し過ぎます、目に毒だ☆

なので、これにて失敬★

★★★ Excellent!!!

二人の距離感を花火で比喩するその描写がとても秀逸で、ベランダからの花火の情景やその音までもが脳内で何度も映像化されました。

ゆきちゃんの告白はまるで”魔法の言葉”のように一瞬で二人の距離を近づけて、物語全体をどんな花火よりも美しく彩ってくれましたね。柊さんのテクニックには本当にいつも感心させられます!また一つ、素敵なお話をありがとうございました☆

★★★ Excellent!!!

 ぱっと開いた火の花から、遅れた音がドンと鳴る。その刹那の輝きと、雰囲気が主人公の立場を如実に表していた。
 花火とその音の時差。その距離。それが君と主人公の距離と時差、だと思っていた。君にはきっと好きな奴がいる。アイツといつも楽しそうにしている君を、主人公は何度も見かけた。だから、今年の花火が最後になる予感がしていた。
 しかし君は主人公に思いがけない事を言った。

 暗闇から花火の光に照らされ、一瞬影絵になる人々。
 そんな中に、紛れた二人。
 誰もが花火を楽しみ、見つめる時に、二人が見つめていたもの――。

 情景豊かで、この夏にぴったりな作品です。

 是非、御一読下さい。