花火の君に手を伸ばそう

主人公の想いと幼馴染との距離感が夜空に上がる花火の光と音で見事に表現されていて、一人称で淡々と語られる中にも揺れる気持ちと情景が思い浮かぶような美しい文体で書かれた作品です。
花火に手がとどくようなラストも素敵でした。

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