奥手な主人公の葛藤が花火と共に昇華していく進行が秀抜。 詳細本作。
皆様今日は。昭和世代のおっさんです。 ホラー、ファンタジー、現代ドラマ辺りが好きで、短編長編問わず良く読み書きします。 現在、長編ホラー小説『ただの…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(147文字)
コロナウイルス騒ぎで打ち上げ花火が無くなっているが、2020東京オリンピックの開会式で豪快な仕掛け花火を目にして嬉しかった。打ち上げ花火への想いが引き寄せたのだろうか、買い替えて高速になったパソ…続きを読む
主人公の想いと幼馴染との距離感が夜空に上がる花火の光と音で見事に表現されていて、一人称で淡々と語られる中にも揺れる気持ちと情景が思い浮かぶような美しい文体で書かれた作品です。花火に手がとどくような…続きを読む
手に届きそうなその距離は思ったよりも遠かった。それでも手をのばすことを諦めれば、そこで終わってしまう。そんな思いが伝わる短編でした。
もっと見る