戦士オリビアの憂鬱 ～最弱パーティーで何が悪い！ㅤ魔王を倒して世界を救う〈英雄〉になってみせます！～

隠居した剣聖に仕込まれた無自覚に強い世間知らずの弟子が──という、言ってしまえばありがちな設定から始まる本作品だが、蓋を開けば質の高い王道ファンタジーだ
特に優れているのは心理描写であり、主人公のオリビアも、サブキャラクターたちも、丁寧に掘り下げられていて感情移入がしやすい
主人公は強いが決して最強ではないため、一戦一戦に苦戦していくのも、成長が感じられてちょうどいい
クオリティの高いファンタジー作品を求めている方は、一読するといいだろう

※アカウント利用停止措置を受けたため、本レビューは再投稿となります

最新話まで拝読させて頂きました。
最強と謳われたアテナ師匠に育てられたオリビアは、元より実力はある……が、分からないことも多く最強ではない。そんな彼女がいろんな出会いを通して強くなっていくお話です。
パーティとなるキャラクターたちの心理描写や背景もよく掘り下げて描かれているので感情移入してしまう場面も多く、ストーリーにのめり込んでいけます。
おすすめの作品です。

10話まで読んだのでレビューします。
良質な文章と世界観で描かれるハイファンタジーです。
余計な描写が無いので読みやすく、サクサク読めちゃいます。
だからと言って軽くなりすぎず、汗を握るような戦闘描写を楽しむことが出来ます。

主人公の性格も受け入れやすく、読んでいて苦痛を感じる事は無いです。

ファンタジー好きならどんな方にでもお勧めできます！

隠居した剣聖に引き取られた孤児。
どうやら才能があったようで、剣聖がある程度戦える(かなり強い)状態から物語は始まります。

が、最強無双展開ではありません。

隠居先の森で記憶の殆どが形成されている主人公は、天然で世間知らず。

そんな主人公の成長か丁寧な心理描写で表されています。

難解な文書もなく、ストーリーを飲み込んで理解しやすい表現で書き上げられています。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（238文字）

戦闘描写に力を入れておられるということで読ませていただきましたが、とても細かく書かれていてとても分かりやすく、読みやすかったです！
あと主人公のお名前が自分の小説の主人公と同じ名前で、親近感が沸きました笑

臨場感あふれる戦闘描写と穏やかな日常描写が秀逸です。

心優しいながらも芯のある主人公を軸に、彼女を取り巻く人々が生き生きと話に彩りを添え、まるで目の前で彼らが喋っているような錯覚を覚えます。

また舞台設定が綿密です。地の文で必要な時に小出しされますが、それがお話の流れを滞らせることもありません。

1話あたりの文量もちょうどよく、ちょっとした時間の合間に読み進められるのも個人的には魅力的でした。

このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む（127文字）

流れるような構成で文章も読みやすく、アニメ化された商業作品を読んでいるような感覚でした。

戦闘シーンが多い物語が好きなので、本作は個人的にかなり刺さりました。
またその戦闘描写が素晴らしく、キャラクター達の心情と現場の臨場感の化学反応的な相乗効果によって驚異的な没入感を覚えました。

戦闘力が高い主人公と、そうではないが個性的で魅力的なキャラ達で組まれたパーティによる戦闘は、読んでいて次の展開に興味が尽きません。

少し読んだだけで本作が人気な理由がよくわかりましたが、これだけに留まらずさらに躍進されていくことかと思います。

戦闘描写がかっこいいだけではなく、キャラクターの個性が出ていて面白かったです。
サクサク読めるのも良いポイントだと感じました‼︎