概要
ずっと一緒にいるお姉ちゃんのこと、ホントは好き
大分県《おおいたけん》佐伯市《さいきし》に住む佐伯和真《さえきかずま》は幼稚園の時に別府駅《べっぷえき》にて女の子、椎名柚那《しいなゆずな》と出会う。その瞬間はここだけの出会いだと思っていたがそれがまさかこの出会いがこの話の分岐点になるとは思いもしなかった。 その後、朝比奈実夢《あさひなみゆ》と出会って3人でいることが増えていく。
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!幼心を最も上手に活用した作品
この物語において最も印象に残ったのは、主人公和真の「善良さ」です。
彼は物語冒頭において、ある少女と出会うのですが、その出会いはまさに主人公の「優しさ」を象徴的に描くことができています。
それは幼さゆえの優しさかもしれませんが、私はこの場面に突き抜けるほどの善良さを見出し、それだけでこの主人公が何者よりも特別だなと感じました(そういう趣旨の物語ではないかもしれませんが、ともかく主人公の性格がとても印象的でした)。
また様々な社会問題に興味関心の枝葉を伸ばしており、そこに作者様の言葉がはっきりと述べられる構造も相まって、とても明晰的な作品だと思いました。