へのぽん

これまた癖のある七里ワールドな作品です。はじめてなのがレゾン……なので、そこからパンク娘に飛んで、はじめて読んだ作品が七里さんには特殊すぎたのか。ぜひこれも含めて、すべて読んでくだ…続きを読む

ま、ネタバレになるけれど、のっけから別れるところからはじまる高校生たちのお話。まだこれから人物が増えてくるのが、ラブコメのいいところ。期待させてくれるので、ぜひ読んでください。

まずこの作品群の概要が知りたければ、こちらから読むことをお勧めしたい。もしあなたが推測したいのなら、これは後回しにしてください。んーいずれ読むことになるだろうし、これはちゃんとした…続きを読む

二周目。 はじめにストーリ展開が示されているので、読み手は迷うことなく波に乗れるかと思う。 しかしまあ、何だろうか（笑） 一筋縄ではストーリーは進ませてはくれない。 世界はまだ続く…続きを読む

芸術家になるには、ただ覚悟すればいい。己の命を削る。必要ならば誰かの命を削る。たくさんの思い出を一つのために使いきる。得たものも失ったものも、すべてが主人公のものとなる。芸術を突き…続きを読む

普通、どんな暮らしをしていてもノイズというものがある。すべらかな水面に石を投げる。波紋が広がる。人と人も同じ。心に波紋が広がる。そのときは乱れるけれど、この作品の主人公は、この後ど…続きを読む

いやいや。はじめの数ページは？？？だが、フルダイブにフルダイブしたと思えば、シンプルに理解できる。おそらくそういう書き方になっている。かつてゲームブックというものがあった。何ページ…続きを読む

公式にある「ルールブルー」の作者の作品。 くそったれの街が舞台である。美しいイーラは、檻に捕らえられるている。貧乏ながらもたくましく、やさしいファーストはそんな彼女に思いを寄せる…続きを読む

焦点をどこに合わせるのかで、なかなか見えてくるものが違うのではないだろうか。結び目の村、終わりの村、いつまでも続けられない命は、どこまでも届かない声、消える文字、雨、風、涙……ぜひ…続きを読む

世界観の広さと複雑さが、おそらく10話くらいまでには、おぼろげながら見えるように描いている。それは今後のお楽しみで、数話くらいに仕掛けがあって、読み手の頭がひっくり返されるように描…続きを読む

解釈はあえて言うまでもない。主人公と家族には見えているものが違う。コツン、コツンという足音は増えていく。さ、あなたも自分の耳を澄ましてみよう。

禁足地、人の隣にあるかもしれないと思わせる牧歌的な導入部から、すなおにストーリーに続く。文章が流れるようなので、ここにホラーを描くとギャップで怖い。これから生霊や死霊など出てくるは…続きを読む

すべての設定がストーリーの中で難なく説明してくれます。ネタバレになるのであなたが読んで確認してください。この設定を練り込むのは、意外に難しいのです。それを難なくやってのけるし、隠し…続きを読む

まずネクロマンサーの時点で穏やかなとは使うかどうか迷いましたが、二人や仲間などが主人公の穏やかさに惹かれ、ゆったりと場面が進んでいきます。ですから読者は途中までゆっくりと彼らの中に…続きを読む

はじめからかわいいというのがある。設定のときにね。そこから世界観をファンタジーへと持っていくのは、なかなか難しいのではないかとも思うが、普通にやってのける。ぜひ作品で経験してくださ…続きを読む

壮大なようでいて、ほんの隣のお話。でも二人の心の動きは壮大で、細やかで、これからの関係がどうなるのか。ぜひ読んで想像、空想、妄想してください。

落語に貧乏神という噺がある。少し古いのだが、今様にアレンジするとこういうふうになるのてはないかと、ニヤニヤして読んでいる。座敷わらしとのからみはこれからどうなるのか。続きが読みたい…続きを読む

はじめは紹介と仲間のことを描いて、これから事件が起きる。ネタバレしないようにすると、以降は本当の二人、三人？これからどこまで増えるかわからないけど、彼らの話がはじまる。文もテンポも…続きを読む

高校生の探偵もの？ま、破綻してるんだろうなと笑いつつ←性格悪い、読んでいたが、どうして二転三転として、謎解きもおもしろい。全部読んでから☆押すんだけど、まずはじめの事件で納得。 途…続きを読む

そんな簡単に生き返るわけがないんだ。裏方で働いている人がいるんだよ。この発想に気付いた作者に拍手だね。ぜひゲームする人などは、これは読んでもらいたいし、しない人も社会の仕組みを理解…続きを読む

これまでの作者の作品を読んでいる方からすれば、おや？と思うかもしれない。ファンタジーの世界観で活躍する人外などが多い。 しかし転がしてある短編を読んでいると、この作者の心の底に溜…続きを読む

すーと入ってきます。はじめは自分の作品とかぶったと思いましたが、こちらはやさしくて雰囲気のいいファンタジーになりそうです。途中までなのでフォローして、また読みに来ます。

異世界が存在した後、他のことも絡んできて彼ら彼女らがどう巻き込まれるるのか、まだわからないけれど楽しみにさせてくれるような気がします。文は読みやすく、次々に出てきても、たぶんイベン…続きを読む

凄く勢いを感じさせる作品で、文体も勢いに負けず内容を伝えてくれてる。ただ二人の関係はどうなんだ？期待する！

あらすじにも描かれているように念入りに時間をかけて設定してあるのがわかる。だからこそ人物の言動が上滑りではなく、きちんと世界観のカケラを含んでいる。ダークファンタジーということなの…続きを読む

　推理転生……というジャンルがあるのかわからないてすが、筋も犯人も知ってるのなら、どう人々が振る舞うか楽しみにできます。 　この舞台は志古津島編まではブレていない。登場人物もごちゃ…続きを読む

世界には書き言葉がない地域もたくさんある。特にファンタジーではそのところを描く。こうしたディテイルに魂が宿る。ぜひこの作品を読んで自分のファンタジー世界を広げてください。

しょっぱなからのんびりする。ほのぼの推し活ムーブがはじまる。ラブコメとあるように、おそらくラブコメがはじまる気配がしている。途中まで。異世界で推し活を前面に出した作品を読みたいなら…続きを読む

文学は生きることを描いていると、『永遠も半ばを過ぎて』で、中島らもは話していた。そして生きることが、そんなに偉いもんのんですかねと。でも本当の答えはわからないから、この作品を読んで…続きを読む

遠くへ行く人にも忘れものがあるさそ、遺る人にも忘れものがある。どうしても言えなかった思いが、どんな方法でも伝わるなら、それは奇跡でも何でもない。二人が望んかだから。

人は創るということはやめようにもやめられないのではないかと思う。

高校生たちが何の恐れも知らずに突っ込んでいく。もしあなたがゆっくりさんのホラー実況が好きなら（限定しすぎ！？）、絶対にハマる。

すべてが巻き戻される。繰り返される。そのとき私は彼女たちと同じ世界に生きた気がした。ぜひ読んでみてください。

詩のような文です。
僕は彼女と話しながら進む。
短いながらも、生きた人。
自分の別れはこうなるのかなという気持ちがしました。

たまに見かける光景です。自分たちが別れた後の親子は、こんな会話をしているのかもしれない。今夜もどこかで。東京、ニューヨーク、ロンドン……世界で。

人はそれぞれ思い、行動する。他人から見て、それがどんな気持ちなのかなんて、自分の人生や環境という垢のついたフィルタを通してしか見えない。でもそんな濁った視界の中でも、それぞれがお互…続きを読む

かつて瀬戸内寂聴は「三年書いてものにならなければやめなさい」と話していた。違う世界に行きなさいと。好きでやっている人は楽しそう。一冊出した人は苦しそう。短く読みやすいです。

和を描いているとき、例え登場するものが人であろうと人であらざるものであろうと、生き生きとしていて、ストーリー全体が華やかに思える。人と人であらざるものとの出会いと、お互いの信頼が紡…続きを読む

とにかく楽しい作品。もしこんなことができるなら、あの頃に戻ってみたいと思える。もしかして世界のどこかであるかもしれない。

途中までですが、すべて読み終えたら追加します。 登場人物がそれぞれに生きている子たちだなと思えます。文を追っていくたびに、それぞれの考え方や気持ちが伝わってきて、これからどうなる…続きを読む

僕の気持ちもわかる。兄ちゃんの背伸びした心がどこかで割れてしまわないかハラハラする。子どもたちは見えない檻の中……

この詩の中には未来への希望のあるもの、過去への追憶、現在の幸せが詰まっていると思う。それぞれにコロコロと色を変えて姿を現してくれるのが良い。

自嘲気味に暗黒作家と自称される根占先生ですが、他称「暗黒作家」の匂いがプンプンすると思います。一つの壺に入れて、戦わせて生き残った感情を一編にし、血だ描けば崇徳上皇のように凄まじい…続きを読む

根占先生の作品はいくつか読ませていただきました。ファンタジーが多いので、ラノベファンタジー作家なのかなと思い込んでしまい失礼しました。こんなジャンルも描かれているというのは、遅れば…続きを読む

いささかとっつきにくい時代である。しかし中大兄皇子などマンガにもある。この短編でたくさんの人にこの時代のことを知ってもらえると思う。

ひたすら強い大和撫子が異世界で焦点を定めて突き進んでいます。挿絵もあるし、ストーリーがストレスなく進んでいるので、とにかく楽しく前へ前へ読める作品です。 追加 強さを求める彼女の強…続きを読む

こんな設定、おもしろくないわけないだろう。男アラサーの敵も出てくるだろう。出てこないの！？

この話数でもおもしろい。
ぜひ読んで！

読み手も材料揃えて、想像力をスパイスに味つけできる作品です。何となく読んでたら怖くはないが、読者の匙加減で怖く、気味悪くなる。

はじめからおしまいまでおもしろい。ウケを狙うわけでもなく、ただ作者さんの「描きたい」「届けたい」が詰まっている。行間を読むことが、心を読むことがおもしろいと思えました。

文章から滲んでくる仄暗い雰囲気は、主人公たちの「光」を際立たせるのではないかと思う。それは目に見えるようで、耳に聞こえるようで、口にできるようで……二人がどうなるのか見守りたくなる…続きを読む