概要
この謎は凍解(いてどけ)を迎えたよ!!
新入部員勧誘イベントの夜、大切な仲間が殺害された……
2019年の春――
学園の名探偵として知られる凍倉晃斗(いてくらあきと)は、大切な仲間たちと共に散文部での活動に精を出していた
新入部員勧誘イベントの日、散文部で謎解きゲームを開催し、幼なじみの占師、学園のアイドル、北欧からの留学生、生徒会の副会長、孤高の編入生らが参加して大いに盛り上がった
しかしその夜、散文部の仲間の1人が殺害されてしまう
状況からイベント参加者5人の中に犯人がいると推理した凍倉は、仲間の敵を討つために捜査を開始するが、その後新たな事件が発生し……
果たして凍倉は、この事件の謎に凍解を迎えさせることができるのか?
※タイトルの凍解(いてどけ)は春の季語です
2019年の春――
学園の名探偵として知られる凍倉晃斗(いてくらあきと)は、大切な仲間たちと共に散文部での活動に精を出していた
新入部員勧誘イベントの日、散文部で謎解きゲームを開催し、幼なじみの占師、学園のアイドル、北欧からの留学生、生徒会の副会長、孤高の編入生らが参加して大いに盛り上がった
しかしその夜、散文部の仲間の1人が殺害されてしまう
状況からイベント参加者5人の中に犯人がいると推理した凍倉は、仲間の敵を討つために捜査を開始するが、その後新たな事件が発生し……
果たして凍倉は、この事件の謎に凍解を迎えさせることができるのか?
※タイトルの凍解(いてどけ)は春の季語です
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★ Very Good!!ゲームのような学園ミステリー
第1章(1-26)までを読みました。散文部という部活を舞台にした、学園ミステリーです。最初は人物紹介が延々と続くのですが、一つ一つの描写が短いので、思いのほかするすると読めました。
散文部のイベントで出されたクイズ(パズル?)を解くときの晃斗の思考回路の描写が、説得力があって面白い。探偵小説で、探偵の考えていることは普通書かれませんからね。
文章は、どちらかというと小説というよりはゲームのように感じました。学園ミステリーというジャンルを考えれば、これは案外作風にマッチしているように、読んでみて感じました。探偵小説にありがちな、過剰な状況描写で流れが澱まないのは、好印象です。
第2章以降…続きを読む