概要
温もりが消えて半年経った
仕事を辞めた戸張夜は、叔父と従弟の家に住みながら、ほとんど毎日ツナの入った食べ物を食べ、亡き恋人について思い出す。
文披31題参加作品。
戸張夜《とばりよる》
家事に家庭教師に大忙しな27歳
日暮夕陽《ひぐらしゆうひ》
夜の従弟の高1
明村真昼《あけむらまひる》
お向かいに住む中1
日野朝香《ひのあさか》
夜の恋人だった、享年26歳
文披31題参加作品。
戸張夜《とばりよる》
家事に家庭教師に大忙しな27歳
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日野朝香《ひのあさか》
夜の恋人だった、享年26歳
おすすめレビュー
新着おすすめレビュー
- ★★★ Excellent!!!食欲増進、ツナ缶が食べたくなった
ついでに込み上げるものがありました。
派手なことは起こらないのですが、淡々としている日常の中に、ものすごい思いの丈が滲み出ている……、ツナ缶と共に感情が迫りくる……、すごいのくる。
そんな作品です。
毎日毎日メニューを考えるより先にツナ缶を空けてしまう主人公も、一緒にツナ缶を食べる従弟も、登場人物みんなの気持ちが優しくて、ちょっとやるせなくて、でも優しい。
良いものを読ませていただきました。
ぜひツナ缶を用意して読んでいただきたい。おすすめの作品です。
いつか強制的に連れて行かれて吐き散らかして、また泣きながらツナ缶を食べたらいいと思います。