良くも悪くも、解像度が高いと感じた。
思い通りにいかない恋愛、劇的ではない悲劇。
それでも、高校生からすれば本気で悩んで苦しむ出来事。ヒーローやヒロインがいない。だからこそ、等身大のありのままで読みやすい。
85話まで読んだが、演劇の描写が少ない。
「演劇部」についてはここからの展開に期待。
全国大会どころか県大会すら、演劇学科を擁する学校や大会常連校の独壇場である高校演劇。素人集団だからこそ、顧問(現役で劇団に所属している役者、大学で演劇を専攻した等)の力量や、大会常連校として培ったノウハウで、容易く差がつく。
主人公達にはどちらもないようだが、どう立ち向かっていくのか。他校の強豪校の切磋琢磨とか、共同練習とか。