概要
【カクヨムコン参加】召喚された火の魔神さま、神田界隈でカレーにハマる
東京都千代田区の神保町で催されていた「神田古本まつり」で、ラテン語で書かれた手書きの本を手に入れた大学生の「土門灯(つちかど・あかり)」が、神社の境内でその本に書かれていたテクストを朗読した時、期せずして、火の魔神〈アイム〉を召喚してしまう。
灯が贖ったのは、魔術書(グリモワール)の写本だったのだ。
現代日本に呼び出された魔神は、力の根源たる〈魔素〉不足のせいで魔力が行使できず、魔界への帰還も叶わない。
だが、召喚者の灯と共に訪れた料理店でとある料理を口にした時、魔神は己の魔力が戻る感覚を覚えた。
それこそが〈カレー〉であった。
かくして、魔神はこの未知の料理の虜になり、多種多様なカレーを求め、灯と共に、千代田区内でカレーを食べ歩く日々を始める事になる。
灯が贖ったのは、魔術書(グリモワール)の写本だったのだ。
現代日本に呼び出された魔神は、力の根源たる〈魔素〉不足のせいで魔力が行使できず、魔界への帰還も叶わない。
だが、召喚者の灯と共に訪れた料理店でとある料理を口にした時、魔神は己の魔力が戻る感覚を覚えた。
それこそが〈カレー〉であった。
かくして、魔神はこの未知の料理の虜になり、多種多様なカレーを求め、灯と共に、千代田区内でカレーを食べ歩く日々を始める事になる。