アカヤジオウ(赤矢地黄);Rehmannia glutinosa Liboschitz var. purpurea Makino
日本には平安時代以前に渡来し、『
根の部分を掘り上げて蒸したものが生薬名「地黄」として薬局方に収載されていますが、市場では「熟地黄」、「乾地黄」、「生地黄」という名前で流通していて、調製方法により区別されます。中国の本草書である「
別名、佐保姫草の佐保姫は春を司る女神の呼称で「佐保」とは奈良県の佐保山のことで、平城京の東側にあります。様々な和歌でも佐保姫は詠まれています。
佐保姫の糸染めかくる青柳をふきなみりそ春のやまかぜ
(平兼盛「兼盛集」)
さほ姫の霞の袖もたれゆへに おぼろにやどる春の月かげ
(藤原家隆「続古今和歌集」)
佐保姫のうちたれ髪の玉柳 たゞ春風のけづるなりけり
(
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