アカザ(藜):Chenopodium album L. var. centrorubrum Makino
今日の日本では北海道から沖縄の全国各地の畑や野原、道端や荒れ地などに分布する野生化した帰化植物で、ヒユ科アカザ属の一年草として知られています。茎は高さ150㎝、径3㎝に達するものもあり、縦に緑色の筋があります。葉は卵形で縁に切れ込みがあり若芽は紅色を帯び、名前の由来となっています。若芽の白いのを
果実期の果穂は赤みを帯び、果実は
花穂が出来る前の若葉は
葉にアルカロイドのベタイン(betaine)が含まれていて薬効もあり、乾燥葉を歯痛に用いたり、煎汁をうがい薬にしたり、健胃強壮の生薬や虫刺され薬としても用いられます。
茎は秋に木質化して堅くなるので、杖として用いられました。
宿りせん藜の杖になる日まで 芭蕉
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