別の女と婚約したら、オレを散々こき使っていた幼なじみが『絶望』した

「つきあうことはできないけど、下僕ならいいよ」
昔、幼なじみの告白したらそんなことを言われた。その日から、オレは幼なじみに仕えるようになった。
家事をまったくできない幼なじみの代わりにご飯を作ってやったり掃除をしてやったり、彼女の命令はなんだって聞いていた。

けど、ある日世界一かわいい転校生と婚約していることが発覚し、しかも同棲生活をすることに。
婚約者曰く、「私と結婚すれば１００億の借金が帳消しになります」とのこと。
どうやらオレには拒否権なんてないようだ。
転校生との同棲生活、最初はお互いに嫌っていていたが、徐々に惹かれ初めて――

そしたら、なぜかオレの幼なじみが『絶望』して『病』んでしまった。

※★があるタイトルは幼なじみ視点がありとなっています。