バスケ部キャプテン、幼馴染みの妹を矯正しようとしたら四角関係となる。

高校3年の4月。

「ハルにぃ」こと近藤 春は、幼い頃引っ越してしまった井上一家と再会を果たす。
兄の井上 尚弥と妹の水樹は春の幼馴染み。
尚弥は親友同然の存在であり、水樹は「春兄ぃのお嫁さんになる！」と自分によく懐いてくれていた。

家族同然に暮らしていた二人が戻ってきたことを大いに喜ぶ春だったが……。

「春兄ぃ、まだ彼女もいないのぉ？　だからそんな雑魚なんだぁ」

久しぶりに再開した幼なじみの妹は生意気なガキになっていた。
春はかつての素直な水樹を取り戻すため、水樹を公正させることを心に誓う。
昔のように交友関係を気づくことで二人は徐々に距離を近づけていく。

しかしそんな折、春の友人であるクラスのギャルの小島早苗や、バスケ部後輩の見神柚が春に猛アプローチを仕掛ける。
近づきかけた二人…続きを読む