能あるモブは爪を隠す(※ただし隠しきれない)
バレンタインデーの放課後。
とある恒例行事をこなしていたおれは彼女と鉢合わせした。
学年一の美少女にして生徒会副会長の間宮緋色である。
「せっかくだし付き合っちゃおうか♪」
「断る」
だって知ってんだぞ。
超モテ男の幼なじみに今日こそ告白しようとしていたこと。
そんで、告白する前に失恋したことも。
――なんでそんなこと知っているのかって?
間宮のことが好きだからに決まってんだろ。ばか。
※作中のバスケは初心者が書く「なんちゃってバスケ」です。あしからず。
★碧のスピンオフはこちら → https://kakuyomu.jp/works/1177354054896213100
10/15より小説家になろうでリメイク版を連載中です。以下長文タイトル↓
「~じゃない方w」とバカにされるモブが屋上で泣いていた地味系美少女に「3ヶ月だけ付き合ってくれませんか」と提案したら、最高の毎日が待っていた。~バスケの天才? 誰のことです?~