別冊 創作に役立たない、「映画の感想」 3000PV達成感想エッセイ

映画評のタイトルが「ネガティブ」な理由

 映画が主役だから。

 それだけ。


 つまり、

「映画を見て欲しいから、やっているだけ」

 なので、

「映画評自体は、主役じゃなくていい」

 と、オレは考えているわけ。


 文面のおかしさ、読み心地、リズムなど、意識しないといけないなーと思う部分は沢山ある。

 面白い紹介の仕方であろうとは考えている。


 ただ、あくまでも映画を立てる描き方であるべきかなと。 


 評論の方が面白い映画は、正直ありえない。

 それは映画としてどうかと。

 やはり映画は、論より視聴が一番面白いのではないか?



 なぜ、こういう話をするかというと、

「PVが3000行きました」

 というのもある。

 ありがとうございます。


 それ以外だと、以下の理由。


 最近、プロ・アマ問わず、

「プロフィールなどで『底辺』を自称すべからず」

「『面白くない』って宣伝文で予防線を張るからず」

「『ジャンル外しをしています』も不要」

 という意見を、よく目にする。


 それはオレも思う。

 切り口の問題じゃん、と。


「つけ麺が流行っていますが、ウチの名物はざるそばです」

「ウチのウリは、今時珍しい本格ミステリです」

 その程度でいいかと。


 要は、持ち味を生かして、周りと違うことをアピールすれば、いずれ刺さる人が出てくるじゃんと。

 面白いかどうかは、他人が決めるんだし。


 そうなると、

「お前の映画評もタイトルがネガティブじゃん」

 って言われるなって思って。


 でも、変える気はない。

 だって、映画が主役なので。


 PVが増えるのはありがたい。

 見てみたい、自分も見て面白かった、という感想もすごく嬉しい。


 オレがなにより嬉しいのは、映画を見てくれる人が増えること。


 足がかり程度のポジションがもっとも心地よい。

 映画を見るきっかけになってくれるようなものを目指したい。

 ほんの一本でもいいので。

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