ワナビを自称するのをやめてみた

人は5時間座り続けると、ウツになる⁉

　みなさんは、よく

「作家たるもの、10万のイスに座るべきだ！」

　という意見を聞いたことはないだろうか。

　あるいは、「購入を検討している」というツイートなどを見たことがあるだろうか。

　オレはというと、

「イスを買うべきか悩むくらいなら、立って読むわ」

　という結論に至った。

理由は複数

・何万もするイスを買ったとして、どれくらい座っているのか疑問。

　オレは散歩もするし、運転もする。

　座る機会も、歩く機会も多数ある。

　執筆に何時間費やせるか分からない以上、高い椅子を買うのはハイリスクかなと。

・座り続けて痔になった人が周りに多い。

　小説口座に通っているので、プロ作家の話を聞くが、痔の話題も増えた。

　だが、オレがイスにこだわらなくなった最大の理由は、

・人間は5時間以上座るか、寝転がっていると「ウツになる」と知ったから。

　メンタリストDaiGｏさんの動画で紹介された論文によると、

「人間って、5時間座り続けただけで、体調を崩し、パフォーマンスの低下を招き、精神状態も不安定になる」

　とのこと。

　DaiGｏさんは、家にも仕事場にもイスがないそうだ。

　あるのは食卓用と、来客用のイスだけ。

　作業はスタンディングデスクなどを利用し、ステッパーに乗りながら行っているという。

　なので、オレもそれにあやかって、ちょうどいい高さの引き出しの上にキンドルを置いて小説やビジネス書を読む。

　ネット小説を読むときも、引き出しにスマホを置いて読む。

　残念ながら、肘の位置が高すぎて、書く作業に向いてない。

　現在、スタンディングデスクの購入を検討しているところだ。

　メンタルが改善されたかどうかはわからないが、最近悩んでいた腰痛は見事に改善された。

　おかげで、痛みを感じることもなく、モチベーションも上がっている。

　これは、アリなんじゃね？

　たしかに、高い椅子の購入はおっしゃる通りかと思う。

　オレみたいに、こたつであぐら書きながらより全然いいだろう。

　座椅子に座って足を伸ばしながら過ごすのが一番腰に来るのは、経験上分かる。

　リラックス効果も高いだろう。

　寝転がりながら作業する人は、ある意味「リラックスのため」という意味合いも強いと思う。

　そういう人たちに対して、「立って作業しろ！」とは強く言えない。彼らにとっては「いやし」だから。

　ただし、定期的に運動するなら、という意見も加わる。

　その動画以外でも、「運動不足はウツに直結するよ！」という意見は多数見られた。

　実際、ずっと座り続けて作業していたら、体調も崩すわなと。

　座り続けているより動いている方が、アイデアも湧きやすい。

　みなさんも、腰痛がツライようなら、立って読書・あるいは執筆などを試してみては。