「ネット小説になじめないよー」と嘆く方々へ

 みなさんは、ネット小説のプラットフォームを、使いこなせているだろうか。

 成果は出ているだろうか。


 オレはまだまだよ。


 はたまた、

「読まれない」

「宣伝しろって言うけど、やりかたよーわからん」

「そもそも、自分の作家性に、宣伝って必要なん?」

 とお考えの方も多いのではなかろうか。


 オレの周りでも、そういう意見をちょこちょこ見るようになってきた。

 

 それに対して、こちらから意見するわけにはいかない。

 なぜなら、「オレはまだ素人」だから。


「素人がヘタにアドバイスして、相手を泥沼にハメてしまう現場」

 を、小説講座でもよく見たので。 


 たしかに、応援しようと思っていた作家さんが離脱してしまうのは心苦しい。

 かといって、引き止めたら余計に苦しめるよなーと。「合わないなら、しゃーないやんけ」と。



 また、離脱までは考えなくても「ネット小説と波長が合わない作家性」に苦しんでいる人も、よく見る。



 そこで、「プロはどうやねん」と考えていた矢先、ある記事を目にした。

 今さっき、Twitterで見つけたばかり。



 実は、とあるプロ作家さんがNOTEを始められた。



 それは、「なろう小説における失敗談」だった。


 しかも、他の科が悩んでいる「カテエラ」や、投稿展開速度などで失敗していたのである。



 プロですら、苦悩があったことがうかがえる。

 


 プロ作家になれる人は、

「失敗してもタダでは起きず、原因を分析・対処できる人である」

 と、オレは考えている。

 また失敗しても、再分析してまた挑戦できる人なら、プロでもやっていけるだろう。

 オレはそう思って、筆を執っている。



「作風がネットと合わないんだよね」と言っている、そこのあなた。


 今一度、先人の言葉に耳を傾けてみては、いかがだろうか。


 その上で、ネット小説から身を引くなり、もう少しやってみようかな、と考えたりしても、遅くないかと。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る