お話のひな形ストックは、あらかじめ増やす。

 今でこそ、

「長編を年4本」

 とか出しているが、オレだって昔は


「年1、2本」


 がやっとだった。


 ボツにした作品だってどれだけあるか知れない。


 今書いている「ボッチの聖騎士」話なんて、書くのに半年も費やしている。


「友達がほしい」

 主人公の動機が、ファンタジーと結びつかなかったからだ。


 あと、「どうしてもキャラが増える問題」を、どうにか解決できんかった。

 できるだけキャラは絞って、お互いの信頼を深める話にしたかった。


 そこで、

「他に動機のあるヤツと、一緒に旅をすればいい」

 と思いついて、


『「壮絶な過去を持つ赤魔道士」と一緒に、「魔道士の亡き友が憧れていた秘宝を、代わりに探す旅」』


 に向かう話に。


 いわゆる「バディモノにする」ことで解決させた。

 


 このように、いろんなお話の「ひな形」さえ頭に沢山ストックしていれば、いつか自分の作りたいお話に結びつくと思う。


・長編で動かしたいキャラ。掘り下げたいキャラ。

・長編になりそうなテーマ

・書いてみたいジャンル


 が、どうすればうまいことマッチするかは、ひな形にアテハメてみて、「いけそう」という時にプロット書いちゃえばいいかなと。

 

 ここでしくじると、いつまでたっても「ああでもないこうでもない」と悩むことに。


 長編書けない人って、ここでつまづいてる。

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