一時間でどれくらい書けるかチェック

 長編でも短編で、どちらでも使えそうなテクを。



「一時間で何文字くらい書けるかチェック」



 とにかく、自分の作業時間がどれくらいなのか分からないと、長編完成にはほど遠い。

 長編執筆は、時間との勝負だったりするからだ。


「投稿先チェックして、実行不可能なタイトスケジュールを組み、自分のペースも分からず執筆し、間に合わねーと泣く」

 

 なんて経験が、皆さんもおありなのでは?


 それくらい、ペース配分というのは重要だ。



「休日にガーッとやるから。大丈夫」という人もいる。


 そんな人に限って休日は休むし、休むべきだ。

 普段激務なんだから。



(そもそも、休日にガーっとやって投稿できた人は、オレの周りでも数えるほどしかいない)


 つまり「普段の時間で、どれくらい書けるかの最低単元」を一時間とする。

 

 その文字数と相談し「これくらいの作業量なら、最低半年で間に合う」と目安とする。


 作業量と時間を逆算して、行程を組む。


 作業時間が足りないなら、一時間で書ける枚数を増やすように訓練すればいい。


 長編で大事なのは習慣化。

 なので、無理をしないスケジュール管理こそ大事。



 ただ注意点として、


「あと数ヶ月で、これだけ書かないと行けない!」


 という「キツキツな組み方」は、絶対にしないこと。



 ダメ絶対。普段をタイト化しないこと。



 日常生活全てを犠牲にすることになる。


 とくに主婦の方などは、気をつけて。

 必要な作業時間は「一日一時間『だけでいい』」と決めておく。


「一日これくらいすればいいや」と日常も大切にする。

 読みたい本を読み、見たい映像を見る。聴きたい音楽を聴く。


 というバランスも大事。

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