『一万時間の法則』の誤解 『DEEP WORK』こそ大事

 皆さんは、「一万時間の法則」という勉強法をご存じだろうか。

 一万時間勉強すれば、だれでもプロ並みになれるという勉強法だ。


 実はこの学習方法は、大きな誤解があったのである。


 以下の文章は、メンタリストDaiGo氏が自身のチャンネル動画、及びブログで紹介しているものである。


 内容は、


『大事なことに集中する』

カル・ニューポート (著), 門田 美鈴 (翻訳)

 

 を簡潔に解説したものだという。



 そもそも「一万時間の法則」とは、もともとはフロリダ州立大学の

 K.アンダース.エリクソンの意図的な練習(Deliberate Practice)

 という論文で発表されたもので、

『DEEP WORKレベルの集中力を発揮して、その練習時間の累積が一万時間になったら』

 という内容だという。



 本当に集中できること=DEEP WORK


 DEEP WORKが出来るのは、「1日3~4時間、週5または週4」が限度。

 ただし、訓練してその程度である。

 並の人だと一時間くらい集中できればいい方。


 4時間近くが集中力の限界だから、「最低でも10年」ほど掛かる。



 つまり、

『 一日ダラダラ10時間勉強しても、プロにはなれない』

 のだ。


 しかも、4時間集中した後は、もう4時間くらいダラーとした方がいいそうだ。

 でないと、強力な集中力が復活しないのだとか。


 ダラダラやると、勉強も休憩にも身が入らない状態になる。

 これを『NARROW WORK』と呼称するらしい。DEEP WORKの逆の意味だ。 


 メリハリが大事でっせ、というわけである。


 仕事量(勉強量)=時間×集中度

 だという。

 仕事が早い人は集中力が高いので、パパッと仕事を終わらせて、時間が余ってしまうそうな。


 他にも、『オリジナルズ』著者、アダム・グラント氏によると、

・外部刺激と自分の感情をコントロールしましょうねー

・マルチタスクはやめて、シングルタスクにしましょうねー。

 と、解説をしている。


「時間を作るには、集中力を高めるしかない」

「大事なのは、時間の長さを伸ばすことではない。

一つのことに集中する力を養うことだ」

 

 と、DaiGo氏は語っている。


 ちなみに、「千時間あれば人並みにはなれる」そう。


 詳しくは、ブログタイトル

『集中するほど時間が余る! 1日の仕事を3時間で終わらせるDEEP WORK入門』

 を検索して、本文を読んでみてください。

 詳細に解説してらっしゃるので。


 オレも、『大事なことに集中する』を読んでみようと思います。

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