☆の正体は告白&惚気システムです
はい!
カクヨムのレビューをレビューじゃないとか言いだした
三次会は複数の立場を取り上げつつ現状について考察しようと考えておりますので、サクサク参ります!
●○●○●○
☆はレビューじゃない。
読んだ人が作品に告白し、外部に対して甘々な惚気を綴るコーナーだ!
この作品、ちゅき~!
ステキ―!
こんなに魅力的ぃ……!!
はい、☆の正体はコチラでございます。
誤解して欲しくはないのですが、現行のシステムの中でも真っ当なレビューをすること自体は可能です。
しかしながら、現状の☆レビューの実態は惚気コーナーであり今後もこの傾向は続いていくことでしょう。
世楽がそう考える理由を挙げていきます。
●○●○●○
まづは告白と惚気にだって意義があるから、です。
なにも書いてない星だっていただければ嬉しいですし、素人作家のモチベーションに繋がります。
そういう意味では☆はバンバン出してしまっていいのです。
アカウントを持っていない読み専さんだってたくさんいるし、レビュータイトルが浮かばないから星を出し渋ってしまっている人だっていることでしょう。だからそういう点ではもっと星が出やすい環境にしていった方が良いとさえ私は思っています。
ただ、☆の意義は応援やファン活動に寄ったものでレビューではないと感じるのです。
●○●○●○
次に、企業としてのカクヨムが欲しがる作品は沢山のファンを有する作品だから、です。
そもそもですが、
Web小説というマイナーかつ玉石混交な舞台で、
小説を書く人もその小説を真面目にレビューする人も少数者です。
その少数の中でああだこうだ言ってるだけのものに投資するかと問われれば難しいでしょう。景気が良くないとされている業界にあっては尚更です。
10人の真っ当なレビュワーが太鼓判を押す作品よりも、
100人が良く分からない惚気を漏らしている作品の方が、
企業としてはオイシイのでしょう。
更に踏み込みましょう。
真っ当なレビューはその気になればカクヨムの方で用意することは出来ますし、
惚気をわざわざ漏らしている100人だって世間全体から見れば少数者です。
(Webに触れている人間で、自らがナニカを発信している者は極僅かです)
つまり企業的には真っ当なレビューに重きを置くよりも、
もっとたくさんの人がちゅきちゅき♪ 言うことの方が大事なのだと言えます。
レビュー内容を重視できるほどカクヨムはまだ円熟していないのだと思います。
●○●○●○
以上を踏まえて☆についてまとめましょう。
☆にはファン活動としての意義がある。
企業的にもファン活動が活発な作品が欲しい。
だからきっと☆レビューは今のままでしょう。
ファン活動は悪いことではありません。
しかし、おすすめレビューと銘打っていても、
現状の☆レビューはレビューとはやはり異質なものなのだと思います。
これがカクヨムの☆レビューは作家の成長に有用と言い難い理由です。
だから、皆さんも☆については気軽に考えた方が良いと世楽は思いますよ!
みんなにいっぱいちゅきっていわれた~!
うれしい~!!
こんな調子で!
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