レビューから見える自身の作家傾向Vol.1 そうか、そうか、つまりきみはそんなやつなんだな。

 二次会も今回と次回くらいで終わりそうです。

 自主企画のページの方は役割を終えたと思いますので、閉鎖します。


 さて、少し時間を置いてから自身のレビューを眺めてみると傾向というかある種の法則性のようなものが見えてきました。今回はそれについて語ってみたいと思います。


 まづ、私が高評価したものは大きく分けると2つのグループに別れました。

 便宜上AグループとBグループとしましょう。

 以下にグループの内訳を記します。



●○●○●○



― Aグループ ―


 あなたに借りた鉛筆を、返せる時を待っています / 遠藤孝祐様


 滑稽と悲惨に満ちた「つ」の遍歴と修行時代 / 目様


 【短編】1Gの世界 / 上原 友里様


 あいのことば / 奈月沙耶様 



― Bグループ ―


 銕(くろがね)のサンチョ・パンサ / 結城藍人様


 黒の少女と弟子の俺 / まるまじろ様


 亜人の行進 / 六連シロク様


 ぼくらはみんな生きづらい(仮)~preiude~ / 遠藤孝祐様



●○●○●○

 

 

 これらは8作はどれも好きな作品です。

 しかしながら、レビューの内容にはかなりの違いがあったように思います。


 テレビ番組みたいにCMも挟まないので正解にいきましょう。


 Aグループは作品そのものの内容にはあまり触れておらず、

 Bグループでは逆にかなり深入りしてレビューをしているのです。 


 もちろんAグループに属する作品のレビューは内容に触れない方が良い紹介になるだろうと判断したからそうしたまでです。


 ですが逆にBグループの場合を見ると、『作品の雰囲気に合いそうだからと替え歌を歌ったり』『内容に触れた上で構成に口出ししたり』『紙幅をかなり割いて本文を掲載した上、ファンメまがいな内容を書いたり』『作中の会話スタイルを真似たギャグ会話を展開したり』とかなりハチャメチャをしております。


 AグループもBグループも好きな作品であることに違いはありません。

 それでも両者に生じた差は何なのだろうか?

 しばらく眺めていて気が付きました。


 自分が書きたいと想うか、そうでないか。


 それが読者として向き合った時に『好き』で一括りになっていたものを、

 レビュワーとなった時に分けたものだったと思います。


 Aグループも好き。Bグループも好き。

 だけど、自分が書きたい物に近いのはBグループ。

 だからレビューの際も知らず知らずの内に作品に参加したがっていたのだ。


 そのように感じました。

 

 無数の作品のなかから自分が書きたいと想う作品群をピックアップすることで新たに見えてくることもあるのではないでしょうか?



 だから、


 皆さんもレビューをしましょうっ地獄を見ましょうっ!?


 ……レビューはゾンビ化ウイルスかなにかか?



 次回! 新シリーズ(大嘘)


 .レビュー//感染拡大


 レビューすると意識を失うこと未帰還者になるという幻の作品『ドライクラウ』。

 SNSサイト『描く詠む』にその作品はときおり現れると言われている。

 未帰還者となった想い人を救うべく貴方は『描く詠む』の世界へと身を投じる。


 書評はここにある

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