HEART BEAT NIGHT / 日竜生千様

 この企画を完遂するのが先か、

 自身のIQが溶け切るのが先か、

 オラ、ワクワクしてきたっぞ!!

 孤軍奮闘なおっさん、世楽です。


 今回はコチラ!


 HEART BEAT NIGHT / 日竜生千様

 https://kakuyomu.jp/works/1177354054884559005


 

○●○●○●



 好みについては普通。

 多分、好き嫌いが分かれるテイストな気がします。

 ハマる人は「クールだ」と称し、

 そうでない人は「オシャレだねぇww」とわらう気がします。


 私は大枠としては好みだけど、味付けが合わないなと感じました。

 よって普通です。


 あとは、そうですね。


 何となく『月間少年ガンガンに掲載されている漫画っぽい』と思いました。

 

 

○●○●○●



 この物語の世界観はあらすじに書かれているのですが、この時点で難解です。

 獣魔や付喪神といったファンタジーな住民が存在する混沌とした世界であることは間違いないのですが、本文を読んでも世楽には掴み切れておりません。


(……俺はいつも掴み損ねてんな) 


 しかし、それはそこまで気にすることはないかな、と思います。

 今作で描かれているのはその世界のなかの小規模な物語だからです。 

 これは獣魔退治局13支部の活字ジャンキー柊馬の幼い日々の物語です。

 彼がいまの場所に至るまでのお話がその大半を占めます。


 以降は気になる点を。

 読みにくいです。

 

 まづ視点がいまいち定まらず誰がドコから見た視点なのか迷うときがあります。

 一文一文が短いので意味のわからない文は出てきませんが、理解が追いつかないことが何度かありました。


 次に、擬音が地の文と括弧内で多用されすぎている気がします。

 セリフに肉声っぽさを持たせたいという意図もわかるのですが擬音の問題も相まって「漫画のプロットを無理やり小説のカタチにねじ込んだ」という印象を受けました。

 擬音も肉声的なセリフも絵があって吹き出しの中に収まっていれば気にならないのかもしれません。

 しかし、それをそのまま小説でやってしまうと、言葉少なめなやり取りもやや冗長に見えてしまうと思います。


 また、情景の描写が少ないせいか、キャラクター同士の掛け合いがセリフでしか見えてこなかったため置いてきぼりをくらったような気分で読んだシーンもちらほらありました。


 ここまでいろいろと言いましたが、

 それでも獣魔が現れたシーンなんかは所々に光るものを感じました。

 自分にはないセンスだなぁ、と感心しました。



○●○●○●



 ぐぐぐ……!


 文字だけで構成された世界、

 それも他人様が作られた世界を見回すのは脳が疲れる……!


 IQが溶け切る前にといったが、そもそも世楽は自身のIQ値など存じませぬっ!

 残弾が如何ほどあるかは不明なのです。

 ああんっ!? IQが溶け切ったらEQを使えよ!


 足りない火力は気合でカバーだ!

 人間性を捧げよ。

 ドムはもう…いない。


 次回!


 あいのことば / 奈月沙耶様

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